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「読み聞かせ」の場合、声色で人物を変える必要はありません。人物の特徴をつかんで、声の高さやスピードを変えるのです。人物の性格や行動を想像しながら読み方を工夫する。つまり「役作り」をして読むということです。


声色(こわいろ) : 声の音色つまり音の質のこと。声の高さや音圧は一緒でも音質が変わると声色が変わる。
                           åŸºæœ¬çš„に声の高低は、声帯によって調整されます。
                           å£°å¸¯ã‚’絞ると振動数が増えて高い音に、緩めると低い音になります。
                           éŸ³åœ§ã¯ã€å£°å¸¯ã®è§¦ã‚Œåˆã†éƒ¨åˆ†ã‚’を厚くして息を強く吐き出せば大きな声となります。
                           å£°è‰²ã®å¤‰åŒ–は、声帯がある喉頭ではなく、主に口や鼻の部分つまり咽頭を使います。
                           å£ã‚’すぼめたり、舌の位置を変えたり、鼻に抜いたりすることで声色を変化させます。

落語の魅力・オチ 
地口オチ:洒落で締める
「かこいができたね」「へえー!」 ---Read More---
<三方一両損>
 大岡越前守が裁きの後で一同のものに食事をだすと、みんなガツガツ食うのでこれを咎めるというくだり。「なあに、多かァ(大岡)くわねえ、たった一膳(越前)」

考えオチ:少し考えないと笑えないオチ。艶笑落語に多い。
<蕎麦清(そばせい)>
 人ひとりを丸呑みにし腹が大きく膨らんだウワバミ(大蛇)が近くに生えていた赤い草を舐めると膨らんだ腹がス~ッと元に戻った。コレを見ていた蕎麦好きの清さんがこの草を持ち帰り、六十枚の蕎麦を食ったら六両という賭けに挑戦。五十枚でどうにもならなくなり皆んなを部屋の外に出しあの草を舐めた。で皆んなが部屋に戻って見たら蕎麦が着物を着て座っていた。

仕草オチ(見立てオチ):演者が言葉でなく仕草がオチになっているもの。
<始末の極意>
 お金を残す(始末)極意を教える、といって相手を木の枝にぶら下がらせ、小指、薬指、中指と離させ、人差し指を離せというと相手は「コレばかりは離せません」、で親指と人差し指で輪を作り「そうだ、これを離さないのが極意だ」
<首提灯>
 侍に喧嘩を売り見事に首を斬られた町人が、しばらくして斬られたのに気づく。その時近所で火事発生。火事好きのこの町人は野次馬でごった返す町中を胴から離れた自分の首を前に提灯に見立て「ハイ、ゴメンヨ、ハイ、ゴメンヨ」と火事場へ急ぐ。

仕込みオチ:前もって伏線で落ちを仕込んでおく。
<佃祭り>
 大金を落とし身投げしようとした女を金をやって助けた男が後にその女のおかげで命拾いをした。その話を聞いた与太郎が橋の上でそれらしい女を見つけて、止めにはいると「戸隠さまに願いをかけているのです」「でも、袂に石がいっぱい入ってらあ」「これは納める梨でございます」で終わる。
 これは噺のマクラなどで「歯痛には戸隠さまに願をかけ、納める梨を、橋の上から流すとよい」という迷信風習があったというのを仕込んでおかないと、このサゲがピンと来ない。こういうのを“仕込みオチ”という。

逆さオチ​:物事や立場が入れ替わる事の面白さをオチにする。
<桃太郎>
 子供を寝かせるのに父親が桃太郎の話を聞かせてやるが子供のほうが智恵があり父親を遣り込める。逆に子供が話を聞かせてやっているうち父親が眠ってしまい、子供が本来親が言うべき言葉「なあんだ、大人は他愛がねえなもう寝ちまってらあ」

途端オチ:最後の一言で結末がつく。
<百年目>
 堅物で通っている大店(おおだな)の番頭が実は大の遊び好き。その番頭が芸者、幇間持ちなど引きつれ花見を、やはり花見に来ていた店の旦那と出くわし驚いて「久しぶりで...」翌日旦那に久しぶりの意味を聞かれ「これが百年目と思いました」

とんとんオチ:とんとん調子良く噺が進んでオチになる。
<山号寺号>
 「成田山新勝寺」「金龍山浅草寺」のように、「さん」と「じ」を合わせた言葉遊び。旦那が店の者たちに一つ言う度に5円を出す。時計屋さん今何時、
自画自賛問題児、など次から次とテンポ良く連発。あまりのことに最後に旦那がたまりかね「全部ごわさん、大赤字」

梯子オチ:梯子のように一つづつ上がってオチになる。
<一目上り>
 隠居の家の掛け物に書かれているのは「賛だ」 ã¨è¨€ã‚ã‚ŒãŸå…«äº”郎が、家主の所では「詩だ」 ã€å…ˆç”Ÿã®æ‰€ã§ã¯ã€Œæ‚Ÿã ã€ ã¨è¨€ã‚ã‚Œã‚‹ã€‚次は「録(仏典などの語録)」 ã¾ãŸåˆ¥ã®å®¶ã§ 「立派な録ですね」 「いや、これは七福神です」 
「賛と言えば詩、詩と言えば語、語といえば録、録と言えば七福神。待てよ、三四五 六七じゃねえか。じゃあ次は八だ」 知恵を働かせて、次の家では先回りして 「結構な八ですな」 「いや、これは芭蕉の句(九)だ」

ぶっつけオチ:相手の言う意味の取り違えがオチになる。
<百川>
 高級料亭「百川」の雇い人の田舎者でそそっかしい百兵衛さんが客から常磐津の女師匠歌女文字(かめもじ)を呼んでこいと言い付けられるが、名前を忘れてしまい、かろうじて覚えていた「か」の字のつく名という手がかりから外科医の鴨池(かもじ)先生を連れてくる。大違いだと怒られた百兵衛さん「なあに、そんなに違わねえ、たった一字違いだ」

間抜けオチ:あまりにも間抜けな事がオチになる。バカバカしくて可笑しい。これが本来落語の真髄。
<粗忽長屋>
 気が短くそそっかしい八っつぁんが、人だかりの中に行き倒れの男がいて、それが同じ長屋の友達の熊さんによく似ていたので、長屋に飛んで帰り、気が長くそそっかしい熊さんを、現場に連れて来る。「死んだ当人を連れて来たぞ」と。そして半信半疑の熊さんが倒れている男を抱いて「抱かれてるこの人は確かに俺だけど、抱いてる俺はいったい誰だろう」




 

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