IRIS
●読点の打ち方1) 誤解を避けるために打つ 

1)-1 修飾語と被修飾語の関係をはっきりさせる 
【原 文】きれいな赤い服を着た少女 
【修正文】きれいな、赤い服を着た少女 
【注】読点を打つことによって、「きれいな」が「赤い服」に係るのではなく、「少女」に係ることが分かる。 

1)-2 修飾語と述部の係り受けをはっきりさせる 
【原 文】今朝早く完成が待たれていた船の進水式があった。 
【修正文】今朝早く、完成が待たれていた船の進水式があった。 
【注】読点を打つことで、「今朝早く」が「進水式があった」に係ることが分かる。 

1)-3 対等な関係にある2つの語句を等しく修飾する 
【原 文】都市通勤者が多く住むA地区とB地区では長時間保育が課題となっている。 
【修正文】都市通勤者が多く住む、A地区とB地区では長時間保育が課題となっている。 
【注】読点を打つことで、A地区とB地区のいずれも都市通勤者が多いことがはっきりする。 

1)-4 漢字やカタカナが続くとき、名詞の区切りをはっきりさせる 
【原 文】従来価値が高いと見られていたのは次の物件である。 
【修正文】従来、価値が高いと見られていたのは次の物件である。 
【注】「従来価値」という名詞があると誤解されないように読点を打つ。 



●読点の打ち方2) 読みやすい文にするために打つ 

2)-1 列挙する語句の間 
【例】このシステムは、メールサーバー、ファイヤーウォール、DNSサーバー、WWWサーバー、FTPサーバー、プロキシサーバーを搭載している。 

2)-2 長い主語の後(ただし、短い文には打たなくてもよい) 
【例】公社債型を含めた投資信託の純資産残高は、今年6月に過去最高を記録した。 

2)-3 文頭の接続詞や副詞の後(ただし、短い文には打たなくてもよい) 
【例】または、~ しかも、~ 主に、~ 結局、~ 
【注】「また当社は、」のように、すぐ後に読点が続くようなときは接続詞や副詞の後の読点を省略する。 

2)-4 理由、条件などの語句または節の後 
【例】結論から先に言えば、人材を活用している企業ほど成長している。 
~によって、~ ~のため、~ ~に関して、~ ~ので、~ 
【注】読点が続くような場合は、特に読みにくくなければ省略してもよい。 

2)-5 挿入句のある場合の前後 
【例】トラブルの原因は、一般化して言えば、インターネットという新しい効率的な手段を受発注に用いたにもかかわらず流通プロセスが従来型だったことにある。 

2)-6 複文や重文の結合部 
【例】営業スタッフは6割増え、売上計画は前年度の2倍なった。 
 

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