IRIS
格助詞「で」は、動作・行為性の動詞の場合「~で…する」に使われ、
格助詞「に」は、存在性の動詞の場合「~に(…が)ある・いる」に使われます。


ただ、以下のように「で」「に」の両方が使われる動詞もあります。

その場合も、「で」は動作(行為)を表し、「に」は存在(場所)を表すということができます。もっと厳密に言えば、「に」は、動作の結果(動作・行為の結果)がそこにおいて実現していることを表す、となります。

このテレビは中国の工場【で】作られた。…テレビを「作る」という行為が行われたのが中国。
新しい施設が中国のテレビ工場【に】作られた。…施設が「作られ」てある場所が中国。

田舎【で】暮らす。…「暮らす」という行為が行われているのが田舎。
田舎【に】暮らす。…「暮ら」している場所が田舎。

森【で】家を建てた。…「建て」るという行為が行われたのが森。森に家があるとは限らない。
森【に】家を建てた。…「建て」られた家のある場所が森。

河原【で】石を投げる。…「投げる」という行為が行われたのが河原。石はどこにあるか決まらない。
河原【に】石を投げる。…「投げ」た目標(対象)としての場所が河原。石は河原にあるはず。

彼は都会で生まれた(育った)。
彼は都会に生まれた(育った)。

彼の姿は人混みで消えた。
彼の姿は人混みに消えた。

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