IRIS
本船、鶴邦丸/JHRFは徳山で2晩停泊し3日目の2月26日朝、製油所の桟橋を離れクウエートのミナ・アル・アマディーに向けた。ボートデッキに出ると海を渡る風は冷たい、40日くらい日本ともお別れだ、こんど日本に帰る頃は桜の時期だろう、島影が段々と小さくなってくる(写真)周防灘を南下し左舷に四国の山々、右舷に大分県の国東半島の山々が臨める、大小たくさんの船が行き交う、
 
 
日向灘を南下し、奄美諸島、沖縄、台湾の東岸を南下し台湾、フィリピンの間のバシー海峡から東シナ海に入りシンガポール海峡、マラッカ海峡からインド洋を東に進みスリランカからアラビア海に入り今度は北西に北上しオマーン湾からホルムズ海峡を通りペルシャ湾に入りクウエートに向かう航路だ。
無線室に行くと通信長と三席さんが当直だ、コーヒーでも入れますか! すると、いや、旨いお菓子があるからお茶にしましょう! 徳山で奥様が訪船された時のお土産で新潟の銘菓との事だ、通信長の郷里も私と同じ新潟県との事でびっくり、船乗りと言う感じは全くしない、温厚な喋りかた、風貌は定年前のお爺ちゃん、と言う感じで安心した。クウエートの事を聞くと、ペルシャ湾は何処に行っても同じで砂漠ばかりだよ!との事で内心がっかり、以前は貨物船で色々と世界一周された話も聞いたが今はそのような貨物船は無くなったとの事で残念だ。さー、午後からワッチだ、 艫(船尾)の食堂までフライングパッセージ(船首から船尾までデッキの上に通路が通っている)を周りの景色を眺めながら歩く、ちょうど大分県と愛媛県の間の豊予海峡を通過中だ、、

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