IRIS
日本でのタンカーの荷役作業は早い、、入港すると翌日の夕方には荷役作業は大体終わる、翌日の早朝には出港する、従って入港中は忙しい、次に日本に帰るのは40日近く後になる、散髪に行く人、航海中の消耗品を買いに行く人、家族が訪船している乗組員は船内に泊まったり、近くの高石市にある船員の宿泊保養施設を利用したり、とにかく入港中は慌ただしいひと時だ、入港した日の夕方、通信長が、次席さん、旨いものでも食べに行こう、、とお誘いだ、、船での夕食をキャンセルして2人で堺の繁華街に出かけた、上司の通信長は数年前に病に倒れてからはアルコールは殆んど飲まない、昔は浴びるほど飲んだらしい、、、 (写真は荷役中の社船 ”日彦 ” 281,705 トン)

堺市内の繁華街のある一軒の上品な料理屋ののれんをくぐった。店内の真ん中に2メーターくらいはあるだろう、大きな生け簀が置いてある、、なかにはいろいろな魚が泳いでいる、 もし、ご希望があれば生け簀の中の魚を料理しますが、、、! との事だ、、 通信長が、次席さん、好きな物を好きなだけ食べろ、、、  えらく話の解る上司だ、、お言葉に甘えてイカ、エビ、その他数匹ほど頼んで刺身、煮付け、等いろいろと料理を作って頂いた、通信長は折角だからとお銚子一本だけつき合うとの事だ、私は遠慮はしない、ビール、ウイスキーと、美味しい料理で酒もどんどんと進みます、、、しかーしだ!  2人じゃとても食べ切れない、 気持ち良くお金を使ってくれるもんだ、お店の板前さん、、 お客さん勿体ないですから残った物はどうぞお持ち帰り下さい、準備しますから、、上司いわく、 次席さん、お金と言うものは時期が来ればいくらでも貯まる、、、 なるほどね! すっかりご馳走になり良い気分でお土産を持って10時近くに船に戻った、美味しい刺身のお土産がある、又数名の乗組員を誘って遅くまで宴会だ、、、、翌日は当然、2日酔いだったね、、、、、、!
随分とお世話になった定年前のW通信長、退職後、数年で娘さんの住んで居られる函館へ奥さまと一緒に引っ越されたが10数年前他界されたと風の便りだ、合掌


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