IRIS

眠ーい授業

駅から若い男性が乗車した、行き先は公立の定時制、通信制の高校だ。お客さん、夜の勉強は眠いでしょう? えー、眠い時もありますが、その時は寝るんですよ、でも頑張って卒業して作業療法士になろうと思っています!なかなかしっかりした青年だ。半世紀も前の自分を思い出した、、、
入学当時は40名近くいた同級生も、一人辞め、二人辞めで十数名が辞めていった。なかには毎月の授業料が払えず残念だが辞めていった同級生もいた。地方出身者が数名いたが一人も辞めていない、辞めたのはすべて地元出身者で家から通学している、新潟県は私とH君の二人だが、彼は卒業したら南米ブラジルに移民するんだと言う。私は卒業したら、で
きれば通信関係の仕事をしたい、できることであれば外国航路の船舶通信士が希望なんだが国家試験に合格しなければならないし、それには上の学校に行かないと無理だし、そんなお金もない、、俺なんの為に眠たい目を擦りながら学校へ行ってんだろう、俺も辞めるかな! 担任のK先生にそれとなく話すと 何を言ってんだ君は、、君なんかは恵まれた環境なんだ、甘ったれちゃだめだぞ、あと一年で卒業じゃないか、、と一喝やられた、内心優しく説得されるかと思っていたんだが予想外の先生の態度に度肝を抜かれ、はっと我に返った、そっかー、頑張るか、、、 1時間目の授業が終わると眠くなる、あっちでもこっちでも寝ているのがいる、数学担当のK先生は容赦なく寝ている生徒の頭を教科書で叩いていく、眠いのは誰も一緒だ、我慢して頑張るのに意味があるんだ、、と言う。私の勤めている会社の寮の2号館に一流大学の電気科卒の先輩がいるんだがよく、おい、○○君、解らないところがあったら教えてやるからいつでも来いよ、、と言うことでよく習いに行った。担任の先生から一喝くらってからはなぜか勉強もやる気が出てきた、がんばるぞー、、

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