IRIS

親子、天国と地獄

人はこの世に生まれ、皆が毎年平等に一つずつ歳を重ね、いずれは死を迎えるわけである。天寿を全うし周りの人々に惜しまれ悲しまれて死を迎える人は幸せだ。ある住宅街の一軒に配車になった、90歳はゆうに超えたと思われる男性と60歳代の女性を総合病院までお供した。車内の二人の会話を聞いていると実に気持ちが良い、お爺ちゃん、これから病院へ行って点滴をうってもらうのよ、頑張らんとね! んー、そーだね、、 お爺ちゃん、歳は幾つになったんだっけ! えーとね、98だな、、 えー、今96歳だよ、急に二つ歳を取っちゃったネ、、車内でいろいろと会話をされていたが、母親が小さな子供と話しているのと錯覚を起こしそうになった、、このお爺ちゃん、数日前に脳梗塞で病院に行かれたが幸いに気づくのが早く比較的病状は軽かったようだ、でも間違いなく後遺症が残っている、この女性はお爺ちゃんの娘さんとの事だが、親子とは言えこの60歳を過ぎたであろう娘さん、年老いた病弱な父親の接し方には感心した。このお爺ちゃんは幸せだなー、色々なお客さんをお供するが、年老いた親に対して邪魔者扱いのように接している子供さんを何回も見ている、、先日もお供したある老人施設の理事長さんが言っておられた言葉を思い出した、 入所して一年近くたっても誰も一度も面会に来られないお婆ちゃんがいますよ、市内に身内の方がいるんですがね、、と言っておられた。かと思えば毎月1~2回老人施設に入所されている母親に首都圏から会いに来られる60歳近い男性を以前に何度かお供したし、毎月実家で一人暮らしの年老いた父親の様子を東京から見に来られる娘さんも良くお供する、、世の中いろいろだねー!

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