IRIS
昼食を食べてヌーンポジションのノート(昼、とPM8時の船の位置を書いたノート)を持ってブリッジ(船橋)に行くと当直中のクオーターマスター(操舵手)が、次席さん、今日あたりはXデーだね! Xデーってなんですか? あー知らないの、避難訓練が有りそうだって事さ、今のキャプテンは突然ブリッジに来て非常ベルを鳴らすからね! ときた。復航で赤道を通過して、少し時化ている時が危ないとの事、、じゃー海は白波が立っているし、今日あたりは危ないな?? 無線室にいると1時過ぎキャプテンが階段を登ってブリッジに行く姿が見えた、間もなく、 ジジジジー、、、、 船内の非常ベルがけたたましく鳴り響いた、当直以外の乗組員はライフジャケットを付けて直ちに右舷ボートデッキに集まれ! きたきた、通信長は非常持ち出し書類を持って無線室に来た、私は直ぐに1階下の部屋に行きライフジャケットを持ってきて体に付けバッテリールームから救命艇用の非常無線機を持ってボートデッキへ、乗組員がぶつぶつ言いながら集まってきた、キャプテンが走れ!と大声を張り上げている、現場の責任者のチョフィサー(1等航海士)の指揮で救命艇(写真)が海面まで降ろされて今回の訓練は終了した。ついでに電波法に定められている救命艇用無線機の試験をした、ホイップアンテナを延ばし無線機に付いているハンドルを回して発電し小型の電鍵で試験電波を発射、その結果を業務日誌に記入する。今のキャプテンは毎航、しかも海が時化ている時に予告なしに訓練をやる、乗組員は「たちが悪いなー」と言うが、凪の時に予告しての訓練は訓練にならないと言いう、、

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