IRIS


日本を出て3日目、ようやく停泊中の遊び疲れもとれた、起きてデッキに出てみると360度、海、海、海、真っ青な空の水平線ちかくに黒い雲がある、こりゃスコールが来るなー、船尾を見ると紺碧の海に白い航跡が尾をひている、ドッ、ドッ、ドッ とエンジンの音が心地よい。ボトルシップ(空瓶の中に船を作る)つくりでも始めるか。佐賀関に入港中に材料を仕入れてきた、材料と言っても特別な物はいらない、セメダイン、協力接着剤、白と赤のペンキ、筆、シンナー、竹ひご、細いきれいなゴムひも、などで後は船内にあるものを使う、特殊な工具は自作する。空瓶は航海中にスコッチウイスキーのジョニーウオーカーの空瓶を3本を缶ビール1缶と交換で乗組員から調達する事ができた。ジョニーウオーカーの空瓶が一番作りやすい(瓶の口と瓶の側面の距離が短いため)、ボースン(甲板長)から船体、置台を作る材木の切れっ端を調達済みだ。ワッチ中(当直中)にこっそりと木の切れっ端をナイフで削り大体の形を作り、やすりで細部を削り船体と置台の形が3個出来た、後はサンドペーパーで綺麗に仕上げ、最後に船体の上部に帆船の帆、マストなどを立てたり引っ張ったりする糸(十数本)を通す溝を船首から船尾まで造り船体の塗装にとりかかる、全体を白ペンキ2~3回塗り仕上げ喫水部の赤色塗装にとりかかる、喫水部以外にソロテープを張り赤ペンキを慎重に乾いたら2~3回塗り艶を出し帆の糸を通す細い穴を細いキリで開ける、碇も小さなゴムで造り船首部に接着剤で張り付ける、、船体部分は大体完成したがワッチ中にこっそりやるので1週間ほどかかったがね、、、
 

0 コメント