IRIS

んっ? たまげたね、

私だけを特別にファッションホテル(ラブホテル)に配車しているわけでもないんだろうが、まーよく当たるんだわ!昼前に市内中心部にあるファッションホテルに配車になった。ホテルの中の薄くらい駐車場に車を入れて待っていると、60歳くらいと思われる男が出てきたが、杖をつき、やっと歩いている、んっ、この人はなんだい、まさかこの人が乗車するんじゃあるめーなー、すると杖で車をこちら側に着けろ、と言うような仕草をする、狭い駐車場の中でUターンしてお客さんの前に車を着けてドアーを開けると、あっちにつかまり、こっちにつかまり、やっと乗車した。今までにこのようなホテルからは何十回とお客さんをお供しているが、正直なところ足の悪い杖をついたお客さんは初めてだ、一人で出てきたところを見ると、経験からして相手の女性はその道の人だろう、、行き先は郊外の大きな団地だ、車をUターンしたのでホテルからの出口は国道に面した出口から出るようになる。普通はこちらで気を遣って人通りの少ない出口から出るんだがね、、ちょうどホテルの先が交差点になっていて、出口から歩道に出ると信号がちょうど赤なもんだから3車線に車がびっしりと停車している、一斉に多くの車からの視線がこちらを見る、おいおい、俺はただの運転手だよ、、よけいな事だが運転をしながら、このお客さん、足が悪く歩くのもやっとなのに、どうやって、、、、、、よけいな事を考えちゃったね。そのうちに車内で何かを食べているような気配、ルームミラーを覗くと、なんと何処に隠していたのかパンを食べているじゃないか、今までに中年のカップルをホテルまでお供した時に、途中コンビニへ寄って食べ物を買って行ったお客をお供した事があるが、戦いが終わって、よっぽど腹が減ったのか、車の中でパンをかじっていたお客も初めてだね、自宅に着くと車をバックして玄関の前に着けてくれと言う、料金を告げると障害者手帳を出してきた、生年月日を見ると50歳ちょっとだ、手帳を返す時にお客の顔をよく見ると、50歳くらいの顔だわ、、、

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