IRIS
昼前に新潟港を出港した、正月はフィリピンで迎える事になりそうだ、冬型の気圧配置で日本海は大時化の様子だ、いやだねー、、途中、福岡県北九州の若松でバンカー(燃料)を取る事になっているが、時化の為入港予定は解らないと言う。出港して間もなく右舷に佐渡島が見えている、しかし外の景色を眺めている余裕はない、ローリング(横揺れ)が激しい、時々大きな波が船首にぶち当たり(写真) ドーン、ギシギシ、、あーもう我慢できない、トイレは無線室より1階下にあるから階段を駆け下りトイレに走る、数時間して佐渡が見えなくなると揺れは更に激しくなってきた。部屋の床に置いてあるものは部屋中うごきまわっている。食欲なんかはまったく無い、しかし船酔いで食事をとれないなんてみっともない、根性で食堂に行きテーブルに座るが、ボーイさんがニヤニヤしながら、アップさん、顔色が悪いけど大丈夫ですか! 内心、おめーも人が悪いな、、、と思うが、大丈夫ですよ、と一言、こっそりとご飯にお茶をかけて、お茶漬けでご飯をさっと胃袋に無理やりに流し込みおわり、そしてトイレに駆け込む、先輩のHさんが、おい、○○俺はご飯はいらないよ、、能登半島の先端をかわしコースが変わるとローリングが更に激しくなった、何回トイレに行ったことか、汚い話だがもう出るものもない、出るのは胃液だ、これが又苦しい、ワッチ(当直)が終わり、すぐにベッドに入るが、うつ伏せになったり、あお向けになったり、横になったりするがなかなか寝付けない、、、

2 コメント

船員が船酔いをしていたのでは仕事になりません、、
1~2航海もすれば慣れますが、私は実習生として乗船で
未だ慣れていませんでした。
慣れても、ひどい時化の時はやはり気分はあまりよくありません、 ham (2014-12-10 20:58)
しけの時は船員さんでもひどく船酔いするんですね。大変でしたね。 カノッチ (2014-12-10 20:40)