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最近になり直江津沖の日本海で次世代資源の「メタンハイドレード」の埋蔵が有望されていた。この資源量把握へ向け、海洋調査船「第7開洋丸」 (写真)が今月の8日午前9時に上越市の直江津港を出港し、上越沖20~150キロの海域に向かい調査中であることは承知していた。7月中旬ころまで調査と聞いていたので、間違いなく調査期間中に1~2回は燃料、食料などの補給、乗組員、調査員の休養などで又入港してくると確信していたんだが、今日勤務中に先輩が船キチの私に、調査船が入港している、、、、と教えていただいた、やっぱりねー! 仕事が終わり、さっそく東埠頭の材木岸壁に行ってきた。ずいぶん古そうな船だなー、、、。
調査は国の資源エネルギー庁が産業技術総合研究所、明治大学に委託し音波を使って水深500~2千メートルほどの海底の地形や地下構造を調査して埋蔵量や埋蔵が有望な海域を絞り込む訳だ。

「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートは、天然ガスの主成分のメタンが水分子と結び付いた物質で日本周辺の海底に大量に存在すると期待されている。太平洋側の愛知県沖では今年の3月、ガス産出試験に成功しているが日本海側での調査は遅れていた。 しかーしだ! 太平洋側の海域は海低4,000メーター位あり、さらに1,000メーター位堀る必要があるようだが、直江津沖は海底に露出したり100メーター位掘るとあるようだ、しかも陸に近い、、、 安倍総理は具体的な重点投資分野として、日本海などに眠る有望資源であるメタンハイドレートを挙げ 「まさに海のフロンティア、自前のエネルギーだから、そういうものに挑戦するのは当然大事」と発言しているように、政権として取り組む姿勢が感じられる。
 

 

岸壁で調査船を眺めていると44年前の昭和44年6月、石油公団のチャーターで学校の海洋調査実習船に乗船し連日、テレビなどのニュースに出てくる沖縄尖閣諸島海域の石油調査に向かった事を思い出した。当時沖縄は未だ日本に復帰前であった、1か月の間に那覇港、石垣島に入港し大歓迎を受けた記憶が鮮明によみがえった。当時、石油埋蔵量世界第2位のイラクの推定埋蔵量は1,125億バレル、尖閣諸島海域の推定埋蔵量は1,095億バレルと言われた、、、、しかし当時は「スパーカ震源による地震探査法」と呼ばれる方法で海中放電(スパーク)による衝撃波を測定する簡易調査法であって調査能力としては、海底下100-200m程度までの地下構造の概略しか分からないと言われていた。石油埋蔵量を評価するためには少なくとも海底下6km程度までの地下構造が解析できる近代的な地震探査法による調査が必要であり、日本ではそれから約20年後の1980年代になって出来るようになった。当時の推定埋蔵量も新しい探査法の調査で推定埋蔵量が大幅に修正されたようだな。

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