IRIS


 

 

サウジアラビアのラスアル・カフジで原油の積み込みが終了した本船は朝食後、出港スタンバイがかかった、綱取りボートがブイに係留された本船の船首、船尾の太いホーサーを外した、そして本船のメインエンジンが動き始めた、少しずつ本船は動き始めコースをホルムズ海峡に向け針路をとった。やれやれ、やっと酒も解禁になったし、タバコも無線室で吸う事が出来る、、、既に外は焼けるような暑さだが、デッキに出て見た、と言っても見えるのは海だけ、、明日にはアラビア海に入る、いよいよペルシャ湾も最後だな、最後となると寂しいような気もするが、イランのカーグ島、イラクのバスラ、クーウェイトのアマディー、サウディアラビアのラスアル・カフジ、ラス・タヌラ、オマーンのマスカット、、、など十数回来た事になるが面白くないところだ。昼食を食べて午後のワッチ(当直)だ、キャプテンが本社宛ての国際電報を持ってきた、積み荷の大事な電報だ、タイプライタ―で用紙に打ち直し語数を数えて電文を作り、フランスの St.Lys Radio/FFL とQSO(交信)する、ヨーロッパの海岸局はどこもモールスは上手だしスムースな交信が出来る。 

 

 




入港中は部屋に鍵をかけたり、タバコも吸いたい時に吸えないが、やっぱり航海中はいいね、鍵なんかかけた事はない、夜の12時、ワッチが終わってから腰にバスタオルを巻き付けてバスルームに行き、ゆっくり湯舟に浸かりシャワーを浴びて部屋で一杯、スナック霞峰丸のオープンだ、イスラムの国は酒は飲めない、従って船でも酒はロッカーに集めて封印される、昨夜はビールも飲めなかったね、、まずは缶ビールで一人乾杯だ、おつまみは釣りあげたアジの開き、いい味ですでね、今航は最後の航海になる予定なのでお土産用にコニャックのレミーマルタン(REMY MARTIN NAPOLEON) (写真)を買った。1本は免税で買えるので毎航一本ずつ買って通関してあるのでコニャック、スコッチウイスキーなど5本貯まったが、重いので送ろうかね、、妻にはお土産にフランスの香水、シャネル #5 を買った。日本まで約6,500海里、12,000キロの航海が始まった、、、。

 

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