IRIS
田上の繋ぎ榧(たがみのつなぎがや)

刃物などで有名な新潟県三条市の北東の田上町の護摩堂山の麓にあるご旧跡のことです。親鸞聖人が、護摩堂城の城主宮崎但馬守に招かれて法話を説かれた折、城主は、お茶受けにと榧の実を献じられました。この榧の実は、農民が年貢米の代りに納めたり、飢饉や洪水でお米の穫れない時に食用にしたもので、糸を通して珠数のように繋いで保存していたそうです。一粒ごとに繋いだ穴のあとがあります。親鸞聖人は、その一粒を地に植えて仏縁を説かれたところ、芽を出し実を結んだと言われております。しかも不思議なことに、青々とした葉が表向きと裏向きのものが互い違いにひっくり返しになっているのが見受けられ、これをお手返しの榧とも呼んでおります。

  我が跡を慕うて来いよ繋ぎ榧 み法のあとを通すひとすじ

と聖人は詠まれております。了玄寺の庭にある天然記念物の榧の老木(樹齢760年)は、500年ほど前、城跡から移植されたものと伝えられています(写真中央)

真宗大谷派 了玄寺

所在地   南蒲原郡田上町湯田上
拝観日時  事前予約が望ましい
アクセス  磐越道、新津I.C.から車で20分(北陸道、三条・燕I.Cから50分)     
      JR信越本線田上駅から徒歩20分位い
拝観志   300円
宝物    親鸞聖人御真筆 十字名号
      蓮如上人御真筆 六字名号
      親鸞聖人御自刻御真影(関東へ出立される時のお別れの御影)
      親鸞聖人像(榧材による蓮如上人御自刻) 
      11世顕如上人聖道門修業中の御姿像

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