私の好きな食事は小さいころから変わっていない。両親が鹿児島の当時貧しい漁村出身であった影響か魚介類が一番体に合う。今も肉類はあまり食しない。また田舎出身らしく野菜も豊富に食べる。他の人たちは逆に小さなときに食べさせられた食材は嫌うのが普通とか、確かにそういう話もよく聞く。しかしこういうことも聞いたことがある。即ち人の一生の食事の嗜好は5歳か6歳で決まるというのである。翻って私も子供のころに食した食べ物、お袋の味は今もなつかしく忘れることはない。この習性を逆手に取り大成功しているのが外食産業がある。例えばハンバーグショップ。6歳までの子供に沢山のハンバーグを食べてもらう。子供が大人なっても習性でハンバーグを食べ続ける形が出来上がる。しかも今度はその子供と一緒にハンバーグショップへ出掛けることになり、家族全員ファンであり続けるのである。最近この形は変化してきているが、しかしショップは何時も一杯である。そこで自分の孫にはしっかりした、栄養も中身もある食事を与えなければと思う。そして食事は楽しいものであることも伝えなければならない。たかが食事と言う方々もいらっしゃるかも知れないが、しかし6歳までにその人の食事感が決定するとすれば、安閑としてはいられない。さらに家族が一緒に楽しく食事の準備も出来るようになれば、日本の家族は社会はもっと良くなるのではないだろうかと思う今日この頃である。
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