中世ヨーロッパが、現代に残した大きな文化がある。大学の誕生だ。ボローニャ大学の創立は、1088年。パリ大学の起源は、12世紀中頃といわれる。当時、校舎等の建物はなく、広場で教師と学生が議論を重ねたという(今道友信著『西洋哲学史』講談社学術文庫)。
“場所”があって、大学が生まれたのではない。真理を求める学生と、それに応えんとする教師の情熱が、火花を散らし合うなかで、大学は誕生した。師と弟子の、飽くなき“知”への探究こそ、大学の原点といえよう。
“場所”があって、大学が生まれたのではない。真理を求める学生と、それに応えんとする教師の情熱が、火花を散らし合うなかで、大学は誕生した。師と弟子の、飽くなき“知”への探究こそ、大学の原点といえよう。