2008-06-18

[東北] 頑張れ,地震に負けるな

 与謝野晶子は10年の歳月をかけて書きためた「源氏物語」(現代語訳)の原稿を、関東大震災によって、焼失する。あまりに長い時間をかけ、心血を注いだ作品は、一瞬で灰となってしまった。
 「やり直すことなどできない」と、一度はあきらめる。しかし、再起を誓う。そこには、これまで、自分を励まし続けてくれた文学界の仲間の存在があった。ゼロからの出発。実に震災から16年後、ついに、『新新訳源氏物語』を完成させた。
 岩手・宮城内陸地震。瞬間的な揺れの強さは、国内最大という。被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、行方不明の方々の一刻も早い救出と、地域復興を祈りたい。
 地震は、天災である以上、防ぐことは難しい。ゆえに、日ごろからの備えと、起きたときの迅速な対処が大事なことは言うまでもない。とりわけ、危機に直面した際に、それを乗り越えていける「人間の絆」が大切だ。
 日蓮大聖人は、この世の悩みは、即、自身の悩みであると述べられた。困難と戦う友を思い、自他ともの幸福を祈る同苦の心こそが、今こそ求められている。人間関係が希薄になりがちな現代にあって、この真心のネットワークが、友に勇気を与え、安穏の社会を築く力となる。
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うつ病とぶつかりあって,長年苦しんでいますが
周囲の温かな優しさが自分を育んでくれる今日この頃です。

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