2008-06-11

感謝の気持ち

 リンゴは木から落ちる。だが、高さを何百メートル、何万メートルと、どんどん高くしていったら? 重力が働く限り落ちてくるはずだ。しかし、月は落ちてこない。
 地球が月を引っ張る力と、月が回る勢いで、どこかへ飛んでいこうとする力が釣り合っているからだ。ニュートンは、リンゴをきっかけに、地球上の物体に働く重力と、天体の間に働く引力が、同じ性質のものであることに気付いた。
 吉野源三郎氏は、自著『君たちはどう生きるか』(ポプラ社)で、科学者の思考をたどり、考えるヒントを明かしている。“分かり切ったこと、当たり前と考えていることを追いかけて考えていくと、もう分かり切ったことだと言っていられないことに、ぶつかる”と。
 私たちの身の回りにも、“当たり前”と思っていることが結構ある。例えば、朝、ポストに入っている新聞。手元に届くまでには、印刷する人をはじめ、販売店に運ぶ人、各戸に届ける配達員の皆さんの奮闘がある。何と多くの方々に支えられていることか――。
 “当たり前”を突き詰めていくと、“感謝”にたどり着くのであろうか。
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うつ病とぶつかりあって,長年苦しんでいますが
周囲の温かな優しさが自分を育んでくれる今日この頃です。

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