「小説を書くのは苦楽しい」。作家・遠藤周作氏が、臨床心理学者の河合隼雄氏との対談で語った言葉である。この言葉を引用して河合氏は、家族こそ「苦楽しい」最たるものではないか、と問いかける(『父親の力 母親の力』)。
子育てや夫婦間の悩みなど、家族が抱える課題は多い。だが、「苦」と「楽」は表裏一体。幸福とは、苦難がないことではない。苦難に負けないことである。河合氏は指摘する。「『家族のための苦労』というものに価値がある。
「苦楽」を分かち合うことで家族の絆は深まる。一人がより大きな幸福を築くことが家族を包んでいくのであろう。
子育てや夫婦間の悩みなど、家族が抱える課題は多い。だが、「苦」と「楽」は表裏一体。幸福とは、苦難がないことではない。苦難に負けないことである。河合氏は指摘する。「『家族のための苦労』というものに価値がある。
「苦楽」を分かち合うことで家族の絆は深まる。一人がより大きな幸福を築くことが家族を包んでいくのであろう。