ナポレオンの劇的な生涯の中でも、有名な場面がある。1814年の閲兵での出来事。ナポレオンは、一人の老兵に目を留めた。「どこかで会った気がする。名前は何というのか」
アルコレ橋、マレンゴ、アウステルリッツと、数々の激戦を、老兵は皇帝と共に勝ち越えてきた。位は伍長。功労に比べれば、あまりに低かった。皇帝と一緒であれば、それで満足だった。ナポレオンは、胸にあった勲章を自ら老兵につけてやった。太鼓、ラッパが響き、その場で老兵は大尉に昇進する。20年来泣いたことのない老兵の目に涙が光った。
公平に、誠実に、頑張った人に報いる。陰の人を、草の根を分けても探し出して讃える。この意識があればこそ盤石な組織ができあがったのである。この一点を深く銘記していきたいものだ。
アルコレ橋、マレンゴ、アウステルリッツと、数々の激戦を、老兵は皇帝と共に勝ち越えてきた。位は伍長。功労に比べれば、あまりに低かった。皇帝と一緒であれば、それで満足だった。ナポレオンは、胸にあった勲章を自ら老兵につけてやった。太鼓、ラッパが響き、その場で老兵は大尉に昇進する。20年来泣いたことのない老兵の目に涙が光った。
公平に、誠実に、頑張った人に報いる。陰の人を、草の根を分けても探し出して讃える。この意識があればこそ盤石な組織ができあがったのである。この一点を深く銘記していきたいものだ。