Googleが提供する3D街路地図サービス「Street View」の一部のオンライン画像が米軍基地に安全上の脅威を及ぼしているとして、米国防総省はGoogleにそれらの画像の削除を要請した。その結果、Googleはその要請に従い、それらの画像を削除した、と軍当局者とGoogleの関係者が米国時間3月6日に明らかにした。
本土防衛担当の北部軍事司令部の責任者を務めるGene Renuart司令官によると、国防総省はGoogleにそれらのリスクについて説明し、同社がStreet Viewサービスから問題の画像を削除してくれることを期待していたという。
Googleの広報担当Larry Yu氏は、「軍からたびたび連絡を受けた」とし、さらに「(米軍が)画像に関して懸念を表明した時には、その都度、軍の要請に従ってきた」と語った。
国防総省は現在も、Street Viewサービス上に画像がどれだけ公開されているか調査中だ。また同省は、Googleに対し米軍基地のビデオ画像の撮影を禁じた。
「Street View上に何が公開されているかを把握した上で、脅威を軽減する方法を模索する必要がある」(Renuart氏)
しかし、多くの画像は公道から撮影されているため、果たして軍にそれらの画像の削除を要請する法的権利があるのかは不明だ。
Street ViewはGoogle Mapsの一機能で、米国30都市の街の風景を人の目線で360度見渡すことができる。ウェブユーザーはマウスを使って道路沿いの風景を調整することにより、仮想ドライブを楽しめる。
この機能は、不案内な土地への旅行を計画しようとしているドライバーたちの間で人気を博してきた。しかし、Street Viewは開始当初から、画像に写ってしまった人々のプライバシーが侵害される恐れがあるとして論議を呼んできた。
例えば、サンフランシスコである男性がストリップクラブから出てきたところを撮影された。また、日光浴中に撮影された女性もいる。さらに、ある女性は、自分の飼い猫が写っている写真の削除をGoogleに求めたが、同社はこれを拒否した。
国防総省を悩ませている画像には基地の外観が写っており、その中には基地の入り口の警備状況なども含まれている。
「画像から、守衛の位置、フェンスの上下動の様子、建物の出入り方法が分かってしまう」(Renuart氏)
Renuart氏は国防総省での記者会見で、「これらは、わが国の軍事施設に深刻な安全上のリスクを及ぼすものと考える」と語った。
一方GoogleのYu氏は、同社は社の方針として、公道から見える風景のみを撮影しているとしている。
「ドライバーが基地内に侵入しようとすることはGoogleの方針に反する」(Yu氏)
Street Viewは、米国以外ではまだ導入されていない。ウェブベースのGoogle Mapsと、Google Earthと呼ばれるコンピュータベースの関連サービスは、軍事基地やテロの標的にされる恐れのある場所など、機密性の高い場所の画像を提供しているとして多くの国々から批判を受けてきた。
これらのサービスでは、民間企業が作成した衛星地図が使用されている。Googleは商用地図作成サービス会社からそれらの地図のライセンスを受けている。
本土防衛担当の北部軍事司令部の責任者を務めるGene Renuart司令官によると、国防総省はGoogleにそれらのリスクについて説明し、同社がStreet Viewサービスから問題の画像を削除してくれることを期待していたという。
Googleの広報担当Larry Yu氏は、「軍からたびたび連絡を受けた」とし、さらに「(米軍が)画像に関して懸念を表明した時には、その都度、軍の要請に従ってきた」と語った。
国防総省は現在も、Street Viewサービス上に画像がどれだけ公開されているか調査中だ。また同省は、Googleに対し米軍基地のビデオ画像の撮影を禁じた。
「Street View上に何が公開されているかを把握した上で、脅威を軽減する方法を模索する必要がある」(Renuart氏)
しかし、多くの画像は公道から撮影されているため、果たして軍にそれらの画像の削除を要請する法的権利があるのかは不明だ。
Street ViewはGoogle Mapsの一機能で、米国30都市の街の風景を人の目線で360度見渡すことができる。ウェブユーザーはマウスを使って道路沿いの風景を調整することにより、仮想ドライブを楽しめる。
この機能は、不案内な土地への旅行を計画しようとしているドライバーたちの間で人気を博してきた。しかし、Street Viewは開始当初から、画像に写ってしまった人々のプライバシーが侵害される恐れがあるとして論議を呼んできた。
例えば、サンフランシスコである男性がストリップクラブから出てきたところを撮影された。また、日光浴中に撮影された女性もいる。さらに、ある女性は、自分の飼い猫が写っている写真の削除をGoogleに求めたが、同社はこれを拒否した。
国防総省を悩ませている画像には基地の外観が写っており、その中には基地の入り口の警備状況なども含まれている。
「画像から、守衛の位置、フェンスの上下動の様子、建物の出入り方法が分かってしまう」(Renuart氏)
Renuart氏は国防総省での記者会見で、「これらは、わが国の軍事施設に深刻な安全上のリスクを及ぼすものと考える」と語った。
一方GoogleのYu氏は、同社は社の方針として、公道から見える風景のみを撮影しているとしている。
「ドライバーが基地内に侵入しようとすることはGoogleの方針に反する」(Yu氏)
Street Viewは、米国以外ではまだ導入されていない。ウェブベースのGoogle Mapsと、Google Earthと呼ばれるコンピュータベースの関連サービスは、軍事基地やテロの標的にされる恐れのある場所など、機密性の高い場所の画像を提供しているとして多くの国々から批判を受けてきた。
これらのサービスでは、民間企業が作成した衛星地図が使用されている。Googleは商用地図作成サービス会社からそれらの地図のライセンスを受けている。


