[NEWS] ヤフー、経費抑制のために人員削減計画

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米インターネット検索大手のヤフー(Nasdaq:YHOO)は経費抑制および事業絞り込みへの努力の一環として、一部部門の人員削減を予定している。

 具体的な削減規模は不明だが、事情に詳しい関係筋は推定数百人との予想を示した。優先度が高いと見なされる分野では人員増が予定されているため、全体では2008年末の従業員数は2007年末とほぼ同数を見込んでいるとのこと。現在の従業員数は1万4000人。カリフォルニア州サニーベールに本拠を置く同社は近年、相次ぐ幹部の辞職に見舞われた上、オンライン広告販売の競争激化に直面している。

 同社は1月29日に10-12月期の決算発表を予定しており、その時に併せて人員削減および事業縮小についても説明するとみられる。投資家にとっては、どのような種類のものであれ、削減と言えば利益率の維持や改善計画を意味する、と関係筋の1人は指摘。取締役会は業績発表前に2008年の緊縮予算計画について投票するが、一部削減はその中に含まれると予想される。

 「ヤフーは長年にわたり改革を続けてきた。その中には企業成長のための厳しい事業判断もあった」と、同社広報担当者は声明で述べている。「投資をする事業もあれば、重要度を下げる事業もある。企業の優先分野に貢献しないとして閉鎖する事業もある」とのこと。重要性の高い事業の採用を増やすことも付け加えた。

 ジェリー・ヤン最高経営責任者(CEO)は10月、同社がユーザーにとってはインターネットの出発点となること、広告主にとっては「マストバイ」になること、そして開発業者にとってはオープンな技術基盤となること、という3つの取り組みを発表した。

 同社は最近幾つかの事業を廃止し、問い合わせサービスの責任を欧州スタッフに移管した。廃止した事業の中には、スターウォーズなどの娯楽ブランド向けに特殊なウェブサイトを作成する「ワールズ」も含まれる。

 シリコン・アレー・インサイダーは先日、ヤフーが向こう2週間以内に大幅人員削減をするかもしれない、と報じていた。



[2008年1月22日]