家に帰るvs家へ帰る 駅に行くvs駅へ行く 

2016-08-05



 格助詞「に」 対象地格+舞台格を表す  ç€ç‚¹ã®ã€Œã«ã€ã€€ã€€æ‰‹ã®æ–¹å‘で提示
         家に帰る 家が単なる目的地ではなく、帰ってそこで過ごすという意味を包括する。

 格助詞「へ」 目的地格のみを表す。  方向の「へ」   指でポイントして提示
         家へ帰る 単なる目的地としてそこへ帰るという程度の意味しか持たない。

明日から旅行に行ってきます。   旅先で滞在して楽しむというニュアンスが含まれる。

彼は旅行へ行ってしまいました。  この場合は、単にどこかへ行ってしまったという表現になる。 



 国際交流基金の『基礎日本語学習辞典』では「に」の用法として「移動の方向や到達するところを表す」としたあとに、「移動の方向を特に意識して言う場合には「へ」を使うこともある」と注記しています。

 若い人は「東京に行く」「うちに帰る」のように「に」を使うことが多く、年配者は「東京へ行く」「うちへ帰る」と「へ」が多いようです。

 「ローマへの道」という言い方がありますが、「ローマにの道」とは言いません。「の」とセットになると、「へ」を「に」に置きかえることが出来なくなります。


 現代口語ではどちらも使えますが、文語の用法では「に」のみであり、伝統を重んじれば「に」ということになります。

格助詞「に」の用法
(一)動作・作用の時間を表わす。「十時に寝る」
(二)動作・作用の場所を表わす。「学校にいる」
(三)動作・作用の目的を表わす。「空港に着く」「食事に行く」
(四)動作・作用の対象、結果を表わす。「車にする」「紙を半分に切る」
(五)比較・対照・累増などの基準を示す。「一年に過ぎない」「ケーキにコーヒー」
(六)原因・材料・手段などを示す。「暑さにばてる」「餓えに苦しむ」。「ーのために」「ーによって」の意。
(七)内容・状態などを示す。「ーとして」の意。「ほうびにもらう」
(八)受身・使役の相手を示す。「風―吹かれる」「友人に言わせる」
(九)同じ動詞を重ねて、意味を強める。「待ち―待った」

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