入院当日、2時から手術だった。 俊彦はストレッチャーで手術室に運ばれた。 1時間という事だったが、30分ほどで病室に戻ってきた。 思ったより元気そうだ。 麻酔が効いているので、痛みも無いようである。 カテーテル手術ということで、開腹手術よりは辛くないようだ。 尿道に管をとうしているので、1日は動けないので、夜は泊りの付き添いとなる。 麻酔の効き目が薄れるにつれ、俊彦も辛いようである。痛みは無いが、管を入れている関係で、残尿管があるようだ。 俊彦は姑が入院した時も、私が手術した時も一度も付き添うことがなかった。 そんな俊彦は、手術や入院の辛さを、今回身をもって経験することになった。 私は子供の頃に、盲腸の手術を受け、お産は破水を多くしたので、かなり酷い難産となった。 その後も、妊娠中の卵巣の手術を受ける。 開腹手術後の痛み止めも、妊娠中という事で投与してもらえず、酷い痛みに耐えることになった。 「母は強し!!」 と言うが・・・・お腹に赤ちゃんが居たので、我慢出来たのかもしれない。 看護婦さんが驚くほど我慢強かったようだ。 我慢強さは、母譲りかもしれない。 そんな私は俊彦の多すぎる愚痴に・・・・素直に可哀想にとは思えないのである。
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