近隣で少し大きめの病院を見つけた。宮内庁の泌尿器科医も居られるということで、俊彦も安心して診察に行くことにした。 診察に行くと前回の医院とは違い こんなに泌尿器科に患者さんがいるのかと、驚くほど大勢の人が待合室で待っていた。 4時前には入ったが、2時間以上待たされた。 俊彦も名前を呼ばれ、不安そうに診察室に入っていった。 30分ほどかかっただろうか? 俊彦が診察室から出てきた。 次回はもっと詳しい検査をするようである。 会計を済まし、超音波の検査予約をしたが、10日後まで予約がいっぱいのようである。 帰る車の中で俊彦は 「ほんま下の病気はするもんちがうわ!!お産の分娩台みたいなところに寝かされて、先生も看護婦さんにも見られて!恥ずかしいかった!麻酔のジェルみたいなの塗られて、内視鏡を尿道から入れられるし!!」と俊彦は散々文句を言っていた。 「そう?たいへんやったね~でも・・・先生も男の人やからいいやん! 女の人は産婦人科に行くと、先生も男の人で看護婦さんも沢山居て、診察台に上がるんやで、恥ずかしいなんてものじゃないよ!!」 きっと俊彦は私にそう言われるまで、女の人がお産や診察で、どれだけ恥ずかしく屈辱感を感じているか、考えもしなかっただろう。そう言われると俊彦は黙っていた。
