2008-10-16

[東北] 多重人格・シビルの記録より

「思いませんわ、ウイルバ—先生」とビッキーは頭を振りながら思慮深く言った。「そうは思いませんわ。先生は先生でしかありません。先生はドクター・ウイルバーで、ほかのだれでもありません」「そうかしら?」とドクターはたずねた。「そして、私はビッキーでしかありません。ここにはほかにだれもおりませんわ。ごらんなさい」ビッキーは寝椅子から立ち上がり、部屋を歩きまわりながらきいた、「ようやく、私の言うことがおわかりになりまして?」