2008-09-26

[東北] 多重人格・シビルの記録より

どこかへいっしょに行かないかと誘われると、彼女は隠しごとでもしているように、「だめよ」と答えた。そして走り去るのだった。まもなく、だれも彼女に、どこかへ行こうとか、なにかしようとか言わなくなってしまった。ビッキーは、ペギがみずからほかのこどもたちと疎遠になったのは、彼らがきらいだったからでなく、彼らと一緒にいると彼らがもっているものー兄弟や姉妹のいる家、こわがる理由がなにもない家ーを自分がもっていないことに怒りをおぼえるからであることを知っていた。