1955年5月初旬のある晴れた日、朝の7時に、ウイルバー博士がホイッチャー・ホールに車で着くと、シビルはテデイ・リーブズと一緒に待っていた。日ごろからシビルに特別の関心を示していた手では、シビルが複数の自我のことを彼女に打ち明けてからというもの、なおいっそう強い関心をもつようになっていた。