2008-05-24

[東北] 多重人格・シビルの記録より

「でも、どうしてここがわかったのかしら?」ベッキーがわけを話した。「私は何でも知ってますのよ」「何でも?」とドクターがきき返した。「私は誰のすることでも知っていますわ」ちょっとした沈黙があった。ドクターが灰皿に縁でタバコを叩いた。「そんなことを言う私がしゃくにさわるとお考えになるかもしれません」とベッキーはことばをついだ。「生意気にきこえることは認めなければなりませんわ。でも、事情がおわかりになれば、そうはお思いにはならないでしょう」