2008-02-19

[東北] 多重人格・シビルの記録より

そのとき、小さなサイドテーブルの上で、彼女が前に見たこともないものが彼女を手招きした。それは女の人がただひとり、いまにもその人物を呑みこみちじみあがらせるかのように高くそびえる山に向かって崖の上に立っているところを描いた一枚の白黒の絵だった。その絵はブロードウッドの便箋に鉛筆で描かれていた。この部屋で描かれたもので、それを描いた人が置いていていったものであることは確かだった。だれだろう?