2008-02-15

[東北] 多重人格・シビルの記録より

話し声はきこえなかった。人の動く気配もなかった。ということは、だれもいないということだろうか?彼女はからだをドアの柱につけたまま、部屋にははいらずに、すぐ近くの壁に手を伸ばして明かりのスイッチをさがした。突き出した手によって明かりがつけられ、なにが現れるかという不安に光があてられた。へyのなかにはいり、後ろ手にドアを閉めて、彼女はじっと動かずに立ちすくんだ。