2007-11-29

[東北] 友人から届いた小説

なによりいま、切実に迫っている問題は明日の死より、今日の売り上げである。しかし、これもまた、どうにもならない。小りんは酒をすすりながら、どうしたものかと堂々巡りをしているうちに、酒の壜が踊るようにぐんにゃり歪みだした。それからどのくらい経ったのか、気がつくと夜が明けていた。身体中が冷えきっていて震えた。心底、寒かった。