2008-10-09

[東北] 多重人格・シビルの記録より

シビルは、彼女の父親の安易な楽観主義にもかかわらず、自分は〝精神の病〟にかかっているのだと思いこんでいた。それは、ドーセット家やウイロー・コーナーズの町では不名誉なことと考えられている病気だった。事実、彼女の叔父ロジャーが購買係として、また彼女の叔母のハッチーが看護婦として働いていた州立病院をめぐって新たな恐怖がまき起った。シビルはしばしばその病院に叔父と叔母を訪ねていたのである。