シビルはインタビューが終わるまでシビルのままだった。とうとう彼女は別の人格のことを知ったわけで、多重人格の来歴について最初の分析が本式にはじまろうとしているのだ。彼女は再び机の上に市ラバっている多重人格に関する本に向かい、さらに書棚からフロイトやシャルコーの本を取り出し読み馴れたヒステリーに関する論文に目を通した。