2008-10-04

[東北] 多重人格・シビルの記録より

メアリはいぜんとして6年生のあいだときどき現れたが、ほとんどの時間そこにいたのはビッキーだった。6年が終わるころのある日、学校へ行く途中、シビルがやって来た。彼女は、自分を、幻想のなかのビクトリアがそこへつれて来たように感じた。しかし、今度の復帰には、5年への復帰ほどのおどろきはなかった。シビルはやはり、時間を〝おかしい〟と考えたが、こんどは前とくらべるといくらか気が楽だった。
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