2008-02-28

[東北] 多重人格・シビルの記録より

シビルは、女の精神科医に会うのだと考えたときの最初の恐怖がかれのことばをいっそうしてしまったために、彼の言うことの半分しかきいていなかった。しかし、そのとき突然、そのおそれは消え去った。彼女は、学校の看護婦であるミス・アップダイクと親しくつきあっていたし、メイヨー・クリニックで男の精神科医とお話しにならない経験をももったことがあった。その精神科医は、ただ一度訪問しただけで、いいかげんな薬をくれ、彼女の父親に、彼女が詩をかきつづけていればよくなりますよと言って、それで彼女の病気を片付けてしまったのだった。
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