外部は戦時だったが、そのころシビルにとっては内部も戦時だった。彼女の戦いはふつうの意味における神経戦ではなく、特殊ないみでの神経戦だった。というのは、彼女をこどものころから苦しめてきた神経症が、彼女が美術を専攻していた中西部の師範学校にいるときに悪化したために、学校当局が、神経科医が学校にもどってもいいという診断を下すまでという条件のもとに、前年の6月に彼女を帰省させていたからである。
2008-02-22
Trackback URL
このエントリーのトラックバックURL:
Post a Comment