2008-09-05

[東北] 多重人格・シビルの記録より

シビルは自分の白紙と黒板を替わるがわる見つめた。ミス・ヘンダーソンが彼女を見ていた。と、シビルの机のところへやって来て、彼女の肩の上から身をかがめた。「なにも書いてないじゃないの」とミス・ヘンダーソンは皮肉っぽく言った。「さっさとやりなさい」シビルはなにもしなかったので、先生は前よりもっとじりじりしながら、黒板をさして詰問するように言った。「これとこれを掛けたらいくつになる?」