2008-08-23

[東北] 多重人格・シビルの記録より

シビルの目はつぎに、自分の机の上に開かれたノートブックのページに向けられた。そのページに心を集中して、ばからしいことはみなわすれてしまおうと思った。しかし、それはできなかった。というのは、そのページに書いてあることが理解できなかったからで、彼女のいまの精神状態では、そのノートブックはただ彼女の恐怖を引き出しただけだった。