2008-08-21

[東北] 多重人格・シビルの記録より

歯切れのよい口調で威勢よく早口に話すその先生は背が高くやせていた。彼女はシビルの先生ではなかった。彼女の先生であるミス・サーストンは、ゆっくりと落ち着いて話したし、がちりしたからだで中くらいの背丈だった。三年の先生はミス・サーストンだった。ここにいるのはミス・サーストンでなければならないのに、それはミス・ヘンダーソンだった。シビルは五年の先生であるミス・ヘンダーソンを知っていた。