2008-08-19

[東北] 多重人格・シビルの記録より

シビルだけが、のどを締め付けられ、胸が次第に重くなり、指がひりひりして感覚がなくなりそうだったが、涙を流していなかった。風は冷たかった。気持ちは茶色のしみついた氷のように冷たい青だった。冷たいものはなんであれ、愛ではない。愛はあたたかいものである。愛はおばあちゃんである。愛は土に埋められようとしている。