ふと気がつくと、彼女の父親が自分のそばに立っていた。「おいで」と彼は言った、「式は全部すんだよ。お墓までいっしょに行くんだ」彼らは自分のことを忘れていた。下へ降りていって式に出てもいいと約束しておきながら、その約束をまもらなかったのだ。自分は9歳になっている。式は自分の家でおこなわれた。しかも、自分は赤ん坊みたいにおろかしい棒つきキャンデイを与えられて2階にとりのこされていた。彼女は自分の両親が許せなかった。許す気持ちになれなかった。
2008-08-14