つかみどころのないものだった。自分をここに運んで来た物がなにかを思い出し、つなぎ合わせることができれば、それがわかるかもしれなかった。それがわかるまでは平静になれないだろう。電話が現実とのつながりを見出すなによりのものと思われた。しかし、それをさがすのは、蜃気楼をさがし求めるようなものだった。
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