2008-07-11

[東北] 多重人格・シビルの記録より

あきらめる理由はまったくないのだ、ウイルバー博士は自分を納得させた。あるいは、シビル・ドーセットはよくなるだろうと考えるのはあつかましさが必要ではないだろうか。電話のベルが鳴った。もう10時過ぎだった。おそらく、危急の患者が助けを求めて電話をしてきたのだろう。どうか、今夜は自殺ではないように、と彼女は思った。