「でも、なぜあなたはこわくないのかしら?」「こわがる理由がないというのが理由ですわ」ビッキーはそれ以上自分のことにふれようとしなかった。「かわいそうなシビル」と彼女は話の矛先を変えながらため息をついた、「なんという試練だったでしょう。彼女はまったく動きがとれなくなっているんですわ。彼女はほとんどいつも頭が痛み、のどが痛んでいるのです。彼女は泣くことができませんの。また、泣こうともしないんですわ。泣けばみんがな反対するからです」
2008-07-02