金の子牛<3>
モーセが身を翻して山を下るとき、二枚の掟の板が彼の手にあり、板には文字が書かれていた。その両面に、表にも裏にも文字が書かれていた。その板は神御自身が作られ、筆跡も神御自身のものであり、板に彫り刻まれていた。
ヨシュアが民がどよめく声を聞いて、モーセに、「宿営で戦いの声がします」と言うと、モーセは言った。
「これは勝利の叫び声でも敗戦の叫び声でもない。わたしが聞くのは歌を歌う声だ。」
宿営に近づくと、彼は若い雄牛の像と踊りを見た。モーセは激しく怒って、手に持っていた板を投げつけ、山のふもとで砕いた。そして、彼らが造った若い雄牛の像を取って火で焼き、それを粉々に砕いて水の上に撒き散らし、イスラエルの人々に飲ませた。