2012-03-04

[古い航海日誌 霞峰丸②] 休暇中、一本の電話

 9月17日大阪の堺で休暇下船して2ヶ月半が過ぎた、家族でドライブに行ったり買い物に行ったり楽しい日々だが休暇も終わり、自宅待機の身分になった、何時乗船命令が来ても良い状態なんだが、下船前の私の予想では次は一番乗船したくないタンカー 日鉱丸/JGKV (164,630重量トン)の可能性が大きいな(写真) 、下船前にポートパーサーには 次の乗船がタンカーなら又霞峰丸が良いね、、と冗談交じりに話しはしておいたんだが、、、そんなある日、本社の船員課長より一通の電話がきた、、 とうとう来たな、、 ○○君、又霞峰丸に乗船してくれないか、、通信長、と次席さん、二人下船するんで一人は慣れた君にお願いしたいんだ と言う、次席さんが家庭の事情で急遽下船願いが出た、との事、まさか、希望したとは言え、同じ船に3回連続で乗船するとは夢にも思っていなかったが現実に成ってきた。12月23日、堺港で乗船が決まった、正月は家で家族そろって迎えられるかな、、、 密かな希望も打ち砕かれた、正月は多分、南シナ海、シンガポール通過前くらいだろう、ゆっくり正月なんて迎えておれないな、。5万円で買った自家用車、半年以上も駐車場に置きっぱなしも忍びない、、昔大変お世話になり、熊本の九州電波監理局(現、総合通信局)に単身赴任中のT先生に電話すると、預かってやるよ、たまに足代わりに乗る、、、との事、丁度、長男も二歳に成り誕生祝いを皆で祝ってやる事が出来た、いざ乗船が決まると何かとせわしない日々だ、、、、 

 

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2012-02-22

[古い航海日誌 霞峰丸②] 初めて持った自家用車

前回の休暇中はレンタカーを長期間借りて足代わりに重宝したが、今回はどうしよう、3ヶ月くらいの休暇中、田舎の事、車が無いと身動きがとれない、思い切って車を買おうか、色々とカタログを眺めて買うんなら、ニッサン、サニーかトヨタ、スプリンターだな一年のうち家にいるのは数ヶ月、相方は未だ車の免許が無いし、子供が小さいので教習所通いは未だ無理だ、そんなある日、知り合いから車をタダであげるからどうだ、、、、 ちゃんと動くのかね、、?  あー、ハンドルも付いているし、車検も取ってあるし、型が古いだけだよ、、、見てみると、成るほど古いおんぼろのカローラ1100のツードアーだ、(写真)ちょっと乗るのも恥ずかしい様な車だがタダなんだから、、、、タダと言うのも何だし5万円で買う事にした、、、、、。
型は古いが、やっぱり車だね、、、相方の実家に行ったり、買い物に行ったり、間もなく2歳になる長男を車に乗せて、あちこち動くのには全く問題が無い、安心院サファリパーク、高崎山の猿見物、飯田高原、臼杵の石仏、、など色々なところに家族で出かけた、オンボロだが初めて手にした自家用車、やっぱり車は便利だ、二谷英明のテレビのコマーシャルではないが「いつかはクラウン」に乗って見たいもんだな、、、、、、


 
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2012-02-17

[古い航海日誌 霞峰丸②] 霞峰丸、休暇下船

霞峰丸/JFVQ     

重量トン  121,298 トン

全長、    278 メーター

幅、      44 メーター

深さ、     21 メーター

満載喫水   15 メーター

エンジン、   27,600 馬力 (ディーゼル)

航海速力   16 ノット

乗組員、    33 名 (最大39名)

1966年5月28日、日立造船因島工場で竣工(1981年海外へ売却)

春4月20日、ここ堺港で乗船して約5ヶ月9月17日朝、大阪の堺港、関西石油の専用桟橋に着岸した。例により戦場のような忙しさだ、官憲が乗船し、入港手続きが終了すると代理店、本社からの関係者、ポートヘルパー、ポートパーサー、が乗船して直ぐに荷役が始まる、交替者、家族などが乗船してくる、私も交替の次席通信士と事務関係、機器の引き継ぎをし昼には本船での全任務が終了した。

 

本船での最後の食事、定番のカレーライスだ、入港時は食事の正確な数が解らないのでカレーが多いネ、、士官食堂でキャプテンをはじめ皆に下船の挨拶、セコンドオフィサー(2等航海士)、次席さんがいなくなるとマージャンでカモになる人がいないし、寂しいね、、と、こうだ、、、部員食堂に行きボースン(甲板長)ナンバン(躁機長)司厨長、に挨拶、本船は古い船の為、乗組員の数も多く、賑やかだ。ポートパーサーが海運局に公認の雇止め手続きに行き戻って来た、船員手帳、下船旅費などを貰い何時でも下船出来る、午後の3時過ぎ、通信長に下船の挨拶、タラップまで見送りに来て頂いた、お世話になった霞峰丸を下船した。南海電車、地下鉄御堂筋線、と乗り継ぎ新大阪からタクシーで伊丹空港へ、夜の9時前に5ヶ月振りに我が家に戻った、、、、、。

 

 

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2012-02-11

[古い航海日誌 霞峰丸②] 奄美諸島沖を北上、、

シンガポールを通過した本船は順調に航海し2日前に台湾の南バシ―海峡を通過した、心配した台風の影響も無く奄美諸島沖(写真)を北上中だ、朝、自宅に電話してみたが、妻、長男も元気なようだ、インスタントコーヒーのカップを片手に持ちボートデッキに出てみると奄美諸島は厚い雲に覆われているがまだまだ熱いだろう、4月に本船に2度目の乗船をし5ヶ月振りに我が家に帰れる、、下船の準備はすべて完了している、他の社船の動静を見ると貨物船はどうやら暫く2等通信士の交替はなさそうだな、、と言う事は次の乗船もタンカーの可能性が極めて大きい、最新の20万トンクラスの大型船は乗り心地が悪い、どうせ又タンカーならこの次も本船が良いな、、、。
昨夜は調子に乗って少し飲み過ぎた、缶ビールを2本飲んで、お気に入りのニッカ G&G のロックを何杯飲んだろうか、、、完全に二日酔いだね、朝風呂にでも入るか! 腰にバスタオルを巻きつけてバスルームへ、蒸気のバルブを回せば数分で風呂が沸いてしまう、数日前から、いつもの海水風呂が清水風呂になった、(入港前になると清水風呂だ)ついでに本船で最後の洗濯も洗濯機に放り込んで、、、、じっくりと湯船に浸かり目を閉じると替わり映えしない単純な本船での5ヶ月の生活が思い浮かんでくる、明日の夜は自宅の風呂に入れるな、、明日の朝には友ヶ島水道を通り大阪湾に入るだろう、そして夕方にはバイバイだね、、、、


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2012-01-29

[古い航海日誌 霞峰丸②] 休暇下船決まる、南シナ海北上中、

昨日マラッカ海峡通過中、本社より交替電報がきた、通信長も次航、下船するので私にもう一航海付き合え、、、と言うが、今航休暇下船すると恐らく正月前には又乗船となるだろうが、予定通り今航、堺で下船する事にした。昨夜シンガポール海峡を通過、海上から見るシンガポールの夜景も綺麗だね、、朝、目が覚めると南シナ海だ、昼食を食べにフライングパッセージを海を眺めながら歩いていると、真っ青な静かな海に波を切る音、エンジンの音だけが聞こえる、満載ドラフト(喫水)15メーター、つまり15メーター海面下に沈んでいる訳だ、長さ265メーター、幅44メーターの巨体を動かしている27,600馬力のエンジン、1日数十トンのC重油を消費する、金額にして数十万円に成るだろう、、、船の前方を見ると真っ黒な雲が、、こりゃスコール(Squall)が来るなー、、、そして食事をしていると、きました、スコールが,食事が終わって船首の方に戻らなければいけないが、激しい雨だ、赤道直下、雨に濡れても寒くはない、むしろ気持ちが良いくらいだが、このスコールじゃ100メーターのフライングパッセージを走っても下着までずぶ濡れは免れないだろうな、、雲を見るとこのスコール、通過するのにしばらくかかるな、、どうする? 男だ、行くか! 途中2ヶ所ある待避用のトンネルまでダッシュ、、、少し休んで又ダッシュ、、、案の定、下着のパンツまでずぶ濡れ、急いでバスルームに飛び込みシャワーを浴びてスッキリ当直だ、、、交替した通信長、この雨の中どうするんだろうとチョッピリ興味が、数分してパッセージのドアーを開けて様子を見ると雨合羽を着こんで悠々と歩いている姿が、、、、さすがー! しかし、おいらはあんな面倒な事は出来ねー、、、 休暇下船も決まったし、休暇中の色々な計画を立てないとなー、、、。


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2012-01-19

[古い航海日誌 霞峰丸②] スリランカ、ドンドラ岬通過、、

アラビア海を南下した本船は朝、セイロン島(現スリランカ)のドンドラ岬を通過した、赤道直下のインド洋はべた凪、海は青と言うよりも紫系の青、強い太陽の光が海面にギラギラ輝いている、フライングパッセージを潮風に吹かれながら艫のサロンルームの食堂に昼食を食べに、今日は洋食のフルコース、ボーイさんが、次席さん、焼き方はどうしますか?  焦げるほど焼いてくれる、、、、デザートは今日はアイスクリーム、これが一番美味いね! 食後、煙草を一服吸って又、フライングパッセージを、食後の良い運動だね、、、船内時間の正午からワッチ(当直)だ、仕事の引き継ぎで通信長が、次席さん、仕事を残しておいてやったからな、、、ドンドラヘッドを通過すると日本の海岸局と通信する、通信士が3名から2名に減員されてからは基本的にはドンドラ岬から西側では日本の海岸局と通信はしない事になっている、、、、 
日本が世界に誇る、銚子無線局/JCS、長崎無線局/JOS と通信するんだが、この海域からの通信は結構大変なんだ、日本と4時間くらいの時差がある、1時間ほどかかって2つの海岸局から5通の電報を受信した、中に嬉しいお目出度い電報も1通含まれていた、受取人に渡す時、おめでとうございます、心配だったでしょう、と尋ねると、 いやー、もう3人目だし、心配しても遠い海の上じゃどうしょうもならないしネ、、、、だと。  FAXのニュースを受信すると、国内では当時、巨人軍の王 貞治選手がホームラン756号の世界新を達成し初めての国民栄誉賞が授与されたと報じられていた。



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2012-01-12

[古い航海日誌 霞峰丸②] イラン、カーグ島,荷役中、、

前航に引き続きイランのカーグ島に入港した、桟橋に着桟後、直ちに荷役作業が始まった。兎に角、外は暑い、40度はゆうに超えているだろう、荷役中は火気厳禁だ、荷役中は喫煙出来るのは艫の1部屋だけ、当時、ヘビースモーカーのhamさんにとっては辛い(今は、禁煙して20数年になりますが)、船首から暑い中をフライングパッセージをてくてくと歩いて艫までタバコを吸いに行く、とにかく火気は厳しく制限されるので仕事もある程度、制限される事になる、FAXの受信なども火花が散るのでNGだ、昼間は部屋のソファーにひっくり返り読書か昼寝、後は無線室で簡単な仕事とお茶タイムだネ、、、、今航は日本で休暇下船の予定なのでお土産にペルシャ絨毯の壁掛け、マーテル(MARTELL)の最高級コニャック,コードンブルー(cordon bleu)を買った、フランス語でブルーリボンの事、『最高に栄誉あるものに送られる青いリボンの勲章』を意味する、日本で買えば数万円はするだろうな、あと嫁さんにtabuとchanel #5の香水を買った、壁掛けは今も実家でガラスの大きな額に入れて飾られている、、、夕食後、霞峰丸温泉に浸かっていると、おーい、次席さん、一杯やるぞー! 通信長から一杯のお誘いだ、二人ともヘビースモーカーなので艫のタバコの吸える部屋に移動して飲む事に、通信長がこれも高級酒、コニャックのレミーマルタン(remy martin)VSOPを持ってきた、しかーしだ! おつまみはちょっと落ちる、、チーズとサバの水煮の缶詰だ、、、二人で1本、空になったネ、、、、、



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2012-01-06

[古い航海日誌 霞峰丸②] ホルムズ海峡通過、ペルシャ湾へ

アラビア海を北上しオマーン湾に入ると途端に暑くなる、右舷にイラン本土、左舷にオマーン王国が見える、赤茶けた色の丘が見えるんだが緑は見えない、そして間もなくホルムズ海峡だ、イラン本土とオマーンの飛び地に挟まれた33キロの海峡、日本に入港するタンカーの8割、年間約3,400隻がここを通過する、核開発問題でEU諸国、アメリカとにらみ合っているイランが「ホルムズ海峡を封鎖するのはコップの水を飲む事と同じく簡単な事だ、、」と言っているがアメリカの第五艦隊が睨みを利かしている、封鎖が現実となれば第3次湾岸戦争に突入も懸念される、、、、、。
ホルムズ海峡を通過するとリトルクオインと言う小さな岩ばかりのクサビを逆にした形の島がある、この辺まで来ると日本との通信がなかなか大変なんだが、この海域にくると何故か比較的容易に日本と通信が出来るんだ、本船の通信設備、、、、。
1KW短波送信機        1台
1KW短波500W中波送信機 1台
オールバンド受信機       3台
非常用短波中短波送受信機  1台
警急自動受信機(オートアラーム)1台
救命艇用無線機          1式
国際VHF送受信機        1式
レーダー              2台
荷役用防爆型トランシーバー  5台
ファクシミリ受信機         1式
など等、、、、

現在ではGMDSS(Global Maritime Distress and Safety System : 海上における遭難及び安全に関する世界的な制度)の導入により船舶通信士の職が奪われた形になった。


       
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2011-12-22

[古い航海日誌 霞峰丸②] インド洋の肩振り、、

シンガポールを通過した本船は順調な航海を続けインド洋をペルシャ湾に向け航行している。夜の12時にワッチ(当直)が終わりposition report(規定でログブックに正午、20時の船の位置を記入するように成っているがブリッジからの位置を記入されたノート)を持ってブリッジに行くと当直のクオーターマスター(操舵手)が、次席さん、この間マージャンで皆をえらいカモにしたそうじゃないですか、 えー、もうそんな話に成ってるんですか、食堂では次席さんにカモにさせられたと大変な話題ですよ、、へー、普段あまり勝った事の無い者がたまに勝つと大変ですネ、、クオーターマスターがコーヒーを入れてくれている、ブリッジにプーンとコーヒーの良い香りがしてきた、セコンドオフィサー(2等航海士)と3人、真っ暗なブリッジでコーヒーカップを持ち前方を眺めている、眺めると言っても真っ暗な海、何も見えない、セコンドオフィサーがたまにレーダーを覗きこみ安全を確認している、この海域は中近東、ペルシャ湾から東に向かう航路に当たる為、船舶の航行は多い、港での話、家族の話、故郷の話、など話は尽きない、ウイングに出てみると満天の星、南十字星も高い位置に見えている、白い波をたてて進む、サーっと言う音だけが無気味な気さえする、あと1週間でイランのカーグ島に入港だ、、、


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2011-12-14

[古い航海日誌 霞峰丸②] 順調な航海、シンガポール通過、

堺を出港以来、順調な航海を続けている、アップさんも下船し規則正しい通常のマイペースで仕事が出来る、台風の影響も無く三島型の本船では振動も無く乗船中の事を忘れる事すらある、、8日目、本船は予定通りシンガポール沖を(写真)通過した、何時見てもシンガポールにはたくさんの船舶が停泊している、客船、コンテナー船、貨物船、専用船、油送船、など等いろいろ停泊している。夕食が終わり部屋のソファーにひっくりかえり日本で買い集めた週刊誌を読んでいると珍しく部屋の電話が鳴る、、、何だー! 電話に出てみると、 次席さん、メンバーが一人足らないんだわ―、! マージャンの誘いだ、マージャンは下手なのであまり気乗りはしないんだがメンバーを聞くとあまり上手な人ではない、、、艫の娯楽室まで行きマージャンに加わったが、いやー、今日はついてるわ、、、、、終わってみると一人勝ち、他の3人は、 話が違うがネ、カモにするつもりがカモにさせられたぜ、誘うんじゃなかったな、、、自分でもこんなに勝ったのは珍しい、ルンルン気分で夜のワッチ(当直)に入った。


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2011-12-05

[古い航海日誌 霞峰丸②] 堺出港、イラン、カーグ島行き、

2晩停泊した本船は3日目の早朝、堺の関西石油の桟橋を離れ今航もイランのカーグ島に向かう、今度日本に帰るのは9月の下旬に成るかな、、、出港と言っても客船と違い静かなもんだ、作業員が数人、手を振っているが儀礼的なもんだ、タグボートに引っ張られて本船は静かに桟橋から離れた、間もなくエンジンが動き始め少しづつ速力が増してくる、友ヶ島水道を通り四国沖を南西にコースをとる、先航はアップさんが乗船し何かとペースが乱れたが今航はマイペースで行こう。夜はアップさんの実家の長崎から送って来た海老料理で出港祝いだ、、、司厨長が海老の刺身、味噌汁、など海老ずくしの料理を作ってくれた、ワッチ(当直)が終わると既に通信長、司厨長の二人はウイスキーと薩摩の白波で上機嫌だ、司厨長は朝が早いので途中で部屋に、その後通信長と二人で1時過ぎまで海老を肴に酒もすすんだ、、、、、。


     
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2011-11-26

[古い航海日誌 霞峰丸②] 大阪、堺入港、、

航海中はほとんど用事でも無い限り窓なんか覗かないんだが、朝目が覚めると窓を覗きたくなる、左舷に四国の島影が見える、まもなく右舷にも島影が見え始めてきた、紀伊半島の和歌山県だ、段々と両舷に見える陸地がハッキリとしてきた、本船は紀伊水道に入り左舷は淡路島だ、段々と行き交う船も多くなってきた、そして狭い友ヶ島水道を通過した、進路を少し右に変えて大阪湾を一気に堺に向かう、早目に昼食を食べにフライングパッセージを艫の食堂に向かっていると既にタグボートも来て本船と並走している、食事を食べて無線室へ、通信長は入港書類などを整理準備している、アップさんは本船では最後の食事だ、、、
1時間後、本船は無事堺の関西石油の桟橋に着船した、直ちに代理店、官憲が乗船して来て入港手続きが始まる、30分ほどで入港手続きも終わり目が回る忙しさが始まる、本社からの荷物、書類の整理、下船するアップさんは1航海お世話になった各パートの甲板長、躁機長、司厨長、デッキオフィサー、エンジニアー、キャプテンに下船の挨拶に廻っている、私と通信長に何やら大きな箱を持ってきた、実家の長崎からお世話になったお礼にと伊勢海老を送ってきましたのでどうぞ、、、、 と言う、夫々の箱を開けてみると、おがくずの中に大きな伊勢海老が2匹づつ入っている、未だ手足を動かして生きている、こうしておくと数日間は生きているんだそうだ、、漁師の親父が採って来たものです、、、 次席さん、これや出港したら刺身で一杯だな、、と通信長、、夕方、下船するアップさんをタラップまで送りに出た、背が高く白の制服がいやに似合う男だ、敬礼して、 色々とお世話になりました、有難うございました、御安航祈ります、それでは失礼します、、 頑張って又船に戻ってこいよ、、、タラップを降りて桟橋を歩いて行き途中で帽子を振っている、、、内心、 こいつ、下船になったら嫌に元気になったな、、、、、その後、国家試験に合格し船に乗船したと言う話は聞かない、、、恐らく郷里の長崎に帰り家業の漁師をやっているんだろう、、


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2011-11-18

[古い航海日誌 霞峰丸②] 懐かしい日本の島影、、

台湾の南、バシ―海峡を通過して2日目の朝9時過ぎ気持ち良く目が覚めた、ポールド(窓)のカーテンを開けると左舷に島影が見える、本船、霞峰丸(写真)は約40日振りに日本に戻って来た、何年船乗りをやっていても日本の島影は懐かしいね、素っ裸になり腰にバスタオルを巻きつけてバスルームへ、男の世界、何の気兼ねもない、本船の霞峰丸温泉は入港前になり昨日から欲槽も清水に変わった、いつもはミネラルたっぷりの海水風呂だが、蒸気菅のバルブコックを回して蒸気を出すと数分でお湯になる、どっぷりと湯船に浸かって、、、  ♪ ♪ はーるばる来たぜ函館ー、さーかまく波をのーりこえてー、、、と、、、、 気分爽快、歌も飛び出しますってー、ひと風呂浴びて部屋にもどり着替えていつものパターンだ、コーヒーカップを持ってデッキに出て風にあおられる、、至福のひと時だ、4月20日に大阪の堺港で本船に乗船して3航海が終わろうとしている、もう1航海乗船して休暇下船の予定だ、10月の中旬には休暇下船、丁度気候も良い頃だし楽しみだ、正月は家で迎えられるか微妙なところだが、、、次に乗船するのは貨物船でなければ又本船がいいなー、、、左舷には奄美諸島の大きな島影と小さな島影が見えている、明日はいよいよ入港だ、、、さーて、レストラン霞峰丸へ食事にでも行くかね、、、

 

霞峰丸/JFVQ

重量トン数、    121,298 トン

全長、          278 メーター

幅、             44 メーター

深さ、            21 メーター

満載喫水          15 メーター

エンジン、       27,600 馬力 (ディーゼル)

航海速力          16 ノット

乗組員、           33 名 (最大39名)

1966年5月28日、日立造船因島工場で竣工(1981年海外へ売却)

 

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2011-11-05

[古い航海日誌 霞峰丸②] バシ―海峡通過、、

マラッカ、シンガポール海峡を通過して南シナ海に出た本船は順調な航海を続けている、夏の北半球のこの海域は滅多に時化る事は無い、青い空に白い雲が浮かび、紺碧の海を白波を立てて進む本船、なんとも頼もしい姿だ、、、時々、空が急に暗くなり激しいスコールがやってくる、船体の塩を洗い流してくれる、むしろ有難い雨だネ、、、、このスコールも20-30分位で止み、又ギラギラした灼熱の太陽が容赦なく降り注ぐ、、11時過ぎ100メーターはらくに有るフライングパッセージを歩いて艫の士官食堂に向う、左舷を日本に帰るんだろうか、200トンくらいのマグロ漁船が北上している、多分一年振りに日本へ帰るに違いない、ご苦労さんだったねー、、、サロンでタバコを吸っているとセコンドオフイサ―、セコンドエンジニヤ―も食事にやって来た、三人で昼食、大島高等商船出身のセコンドオフィサーは今航、休暇下船だ、ご飯に味噌汁、天ぷら、煮付け、豆腐の冷やっこ、しおんこ、、、、まーまーの味だね、、 午後の当直時に台湾とフィリピン、ルソン島の間の台湾寄り、バシ―海峡(写真)を通過した、ここまで来ると夜になると沖縄の海岸局の中波の信号が聞こえてくる、帰って来たなー、! と感じる、、、あと3日ちょっとで堺に入港だ、、

 

荷役作業を終え茨城県の鹿島港を出港する社船 ”日王” (303,994 重量トン)

 

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2011-10-27

[古い航海日誌 霞峰丸②] 遭難訓練、、

マラッカ海峡、シンガポール海峡を通過して本船は南シナ海に出た、日本まで約8日だ、急に何かと慌ただしくなってくる、午後の当直中に交替電報がきた、我が事務部ではアップさんが実習を終えて下船、ボーイさんが交替し、今航8人の乗組員が交替する、私は今回休暇申請して次航休暇下船する予定だ、、、、3時近く、ーーーー 船内の非常ベルがけたたましく鳴り響いた、 何だ! 船内のスピーカーからキャプテンの声が響く、遭難訓練、乗組員全員、右舷、艫のボートデッキに集まれ、、! 直ぐに部屋に戻りヘルメットを被りライフジャケットを着けて無線のストアーから救命艇用の無線機を出しアップさんと二人、フライングパッセージを走る、この無線機が又重いんだわ、、、通信長も持ち出し用の重要書類を持って走って来た、救命艇に乗り込み途中までボートを降ろし訓練は終わった、このキャプテンは遭難訓練はいつも予告なしだ、予告をしたんじゃ訓練にならん、、とこうだ、ついでに電波法に定められている救命艇用の無線機、非常用補助送受信機の動作試験もしてその旨、ログブック(業務日誌)に記入した。


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2011-10-18

[古い航海日誌 霞峰丸②] 洋上の手術、、、?

本船は大阪の堺に向けてインド洋を順調に航行している、明日にはマラッカ海峡に入る、、以前よりたまにお尻にオデキが出来る事があったんだが久し振りに、今航2-3日前からお尻にオデキが顔を出した、場所が場所だけに自分では簡単に見れない部屋のベ―シンの前にイスを持ってきてその上に中腰で後ろ向きで立ち鏡を覗くとかなり赤くはれ上がっている、これじゃ痛い訳だわ、、、! こんな不細工な格好、他人には見せられないね、、休暇中に痛くなれば思い切って医者に行くんだが、痛くなるのはいつも乗船中だ、乗船中は比較的、食事も肉が多いからそれも影響するのかもしれない、食堂で夕食を食べているとチョフサー(1等航海士)も早めに食事に来られた、本船の主任衛生管理者だ、状況を話すと、、あッ、次席さん、それは切って中の膿みを出さないとダメだわ、、、これから手術しますか、、 手術って誰がするんですか、? 私ですよ、! 任せておきなえ、、、 と、こうだ、、、、。

本船には以前はドクター(船医)が乗船していた、立派な診察室も揃っている、ちょっとした小さな町の診療所だ、夕食後、チョフサーと医務室へ、次席さん、汚いケツ出してこのベッドに寝て、、、私のお尻を見て、これや痛いわ、思い切って切りますか、、切るって麻酔かなんかあるんでしょうね、 麻酔?、そんなもんある訳無いでしょう、、、チョフサーが副衛生管理者のセコンドオフィサー(2等航海士)に力の有りそうなの一人連れて医務室にくるように電話するとセーラー(甲板員)のH君を連れてセコンドオフィサーもやって来た、ベッドにうつ伏せに寝た私を両脇から二人が押さえつける、もう腹を決めた、死ぬ事は無いだろう、 思い切ってブッつりとやって下さい、、セコンドオフィサーが傷の上をアルコールで消毒、、チョフサー、そのメス、消毒しないで大丈夫ですか、、? あー、消毒ね、、 ポケットからライタ―を取り出し火をつけてメスを火であぶり、、、これで良いわ、、 とこうだ、鈍い痛みが走った、どうやらメスが入ったようだ、むしろその後、膿みを出すと言って周りを押された時の方が痛いのなんのしかし押さえられて動けない、、 これや芯が深いね、今度休暇中にでも医者に行った方が良いよ、、、と言う事で傷口を消毒、リバガ―ゼをあてて化膿止め薬をもらって手術の真似ごとは無事に終わった、幸か不幸か休暇中には痛くならない。
乗船中に衛生管理者にお世話になったのは時化の北太平洋、北米航路の時以来だ、、、 

緊急入港?、 えらい事になりました、、
緊急入港?、 元気になりました、、
時化の続く北太平洋、、


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2011-10-09

[古い航海日誌 霞峰丸②] インド洋上の散髪、、

ペルシャ湾航路のシンガポール、マラッカ海峡からペルシャ湾の間は、赤道直下、低緯度の海域を航行する為、季節を問わずサイクロンにでも遭遇しない限り大した時化に合う事はほとんど無い、まー、船も300メーター近くある大型船だ、そうそう揺れる事は無い、、今航は日本ではドッグに入り家族も訪船したりしたので散髪に行く時間が無く髪もだいぶ延びた、本船の司厨長は自他ともに認めるプロ顔負けの散髪上手だ、次席さん、昼の準備も終わったし、ヘアーサロン、霞峰丸、、オープンしますかね、、! 空き部屋が散髪屋に早変わり、部屋のベ―シンの前の鏡に向かって高めのイスに座り散髪が始まる、、、、慣れたもんだわ、! 手つきはプロ顔負けだ、顔、襟もとのひげ剃りも加わって約1時間ほどで終わった、散髪料は免税の缶ビール2缶でOK,,,数千円を払った陸の散髪屋さんと何ら変わらない、、、
散髪も終わり今度は霞峰丸温泉に行きシャワーを浴びてスッキリ、何時もの日課だ、インスタントコーヒーを入れてカップを片手にボートデッキに出てみると本船の横に大型の外洋ヨットが見えている、一人の男がこっちを向いて手を振っているのが見える、世界一周の途中だろうか、、、さーて、食事にでも行くか、、

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2011-09-28

[古い航海日誌 霞峰丸②] 船内レクレーション大会、

イランのカーグ島を出港した本船は翌日午前中にホルムズ海峡を通過した、目が覚めると昨夜と言うよりも日付が変わっているが出港祝いでちょっと飲み過ぎたようだ、軽い二日酔いだな、、、いつもの日課でコーヒーカップを手にボートデッキに出てみたが外は既に焼けつくような暑さ、酔いざましにシャワーを浴びて昼食、今日は洋食で分厚いビフテキ、二日酔いで食欲が無い、ボーイさんが焼き具合を聞いてきた、、 ばっちりとこげるほど焼いてくれ、、、、 昼食を済ませて当直に入る頃には二日酔いもだいぶ収まってきた、今日はアップさんと一緒に指導も兼ねて非常用のバッテリーの充電をする事にしている、、、ワッチ(当直)に入って間もなく社船の瑞鵬丸/JGFA(写真) がVHFで呼んできた、164,970 重量トンの鉱油兼用船だ、中近東、ブラジル、日本、との3国間航路に就航している、後輩のT君が乗船している、 先輩、アップさんが乗船しているようですが使い者になりますか、、、、、?  使い者になるかならないか本人がここにいるから本人に聞いてくれ、、、 アップさんに変わったが、、、これからサウジアラビアのラスタヌラで原油を積みブラジルで降ろし今度はブラジルから鉄鉱石を積んで大西洋を横断、アフリカのケープタウン沖を通りインド洋を横断しインドネシアのロンボク海峡を通り日本の千葉に向かうようだ、今度日本に帰るのは2カ月後だそうだ、、長いねー、、!

夜からはいよいよ船内レクレーション大会が始まった、マージャン、将棋、碁、の3種類、大体はマージャンに参加だがマージャンをやらない人は将棋か碁をする事になる、、、日本に帰港した時に景品は買い込んである、私は下手だがマージャンに参加だ、アップさんもレクレーション大会と言う事で特別に許可、マージャンに参加する、結構上手らしい、、、どこで覚えたのかね、、、

 

                          

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2011-09-20

[古い航海日誌 霞峰丸②] イラン、カーグ島出港、大阪堺向け、

一晩停泊して原油の積み込みも終了、日本向けに出港だ、、2隻のタグボートに引かれて接岸している桟橋から少しずつ離れていく、そして本船のエンジンが動き始めた、沖には大手海運会社の大型タンカーが沖待ちをしている、恐らく本船のあとに着桟するのだろう、、徐々に本船のスピードも上って来た、カーグ島の島影も段々と遠ざかって行く、タンカーの荷役作業は大体一晩も停泊すれば終わってしまう、沖合のブイに係船して荷役するところも多い、外国とは名ばかりで全く面白くもないところだ、、、ペルシャ湾とは言え日本海の四分のⅠくらいの大きさだ、沖合に出ると白波がたち結構時化ている、堺港に向け又長い航海が始まった。出港して間もなくキャプテンが積み荷関係の本社宛てに送る国際電報の原稿を持ってきた、国際電報用紙にタイピングしてフランスの海岸局/FFSと交信、本社宛てに打電した。
今航は復路、マージャン、将棋、碁、など船内のレクレーション大会が行われる、夜の当直が終わって、通信長、アップさん、と三人で通信長の部屋で出港祝いをやろうと言う事で2時間ほどビールとウイスキーで一杯会、酒のおつまみは缶詰、チーズ、ウインナー、なんとも粗末なおかずだぜ、、、


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2011-09-08

[古い航海日誌 霞峰丸②] イラン、カーグ島荷役中、、

日中は40度を超す暑さ、船のデッキに卵を落とすと半熟の目玉焼きが出来るくらいだ、、この暑さの中でも甲板部は原油の積み込み作業で忙しい、積み込み作業中はガスが発生する為、もっとも危険な時だ、火気は厳しく制限される、喫煙も船尾の居住区の一室に限定される、従って我々無線部の仕事も制限され、開店休業状態、書類整理など後は大きな声では言えないがお茶タイムだな、、、、、外は焼けるような暑さ、しかし砂漠地帯、日が沈むと途端に涼しくなる、現地の作業員は寒い寒いと言ってセーターを着込む、デッキにゴザのような物を敷き日が沈む太陽に向かってイスラムの祈りを始める、、、 (写真)

 

 

上記動画は大型タンカーの入港、着桟、荷役中、出港、航海中、ドッグ入渠、等などです、残念ながら本船は出て来ません、、、、

 

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2011-08-26

[古い航海日誌 霞峰丸②] イラン、カーグ島入港、

ホルムズ海峡を通過して翌日の早朝にイランのカーグ島の沖合に到着したが、バース待ちで昼頃まで沖待ちと言う、入港書類も準備が完了、着桟を待つだけ、午前中無線室で通信長、アップさん、司厨長、4人でお茶タイムだ、早めに昼食を済ませて昼に入港スタンバイがかかった、、日本の○○汽船の大型タンカーが出港して行った、その後に本船が着船するようだな、、、1時間半ほどでカーグ島沖合の桟橋に無事着桟した、他にもノルウエイのタンカー、日本の大型タンカー、○○丸、パナマ船籍のタンカーが着桟している。早速、入港手続きが行われ無事に終わり、荷役作業も始まった、ヤレヤレ、、、カーグ島は何回か来たが何も無いところ、、明日には出港だ、夕食後、アップさんとシ―メンズクラブに出かけた、ちょっとした売店がある、私は酒のつまみにピスタッチョを買った、アップさんは砂漠にラクダの絵柄の壁掛けを買ったようだ、遠くに見えるカーグ島は茶褐色の砂漠に石油施設のタンクが見え煙突の先端から炎が見えている、たまに空港に離発着するジェット機、ボーイング727が見えるネ、、、、

カーグ島(Kharg Island)
イラン本土から沖合 18 マイルに位置する東西 3.5 マイル南北 4 マイルの小さな島で、イラン原油を輸出する世界最大級の原油積出港として知られている。イラン、イラク戦争でイラク軍の攻撃目標にされた。


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2011-08-19

[古い航海日誌 霞峰丸②] ホルムズ海峡通過、ペルシャ湾へ

本船の左舷前方にアラビア半島が見えてきた、オマーン国だ、赤褐色でいかにも砂漠と言った感じがする、視界には緑らしきものは全く見えない、オマーン湾に入ると外はムッとした暑さ、恐らく40度はゆうにあるだろう、、パントリーでインスタントコーヒーを入れてコーヒーカップを片手にデッキに出たがとてもじゃない、暑くて暑くて、、、、人の気配を感じてふと上を見ると上のデッキでアップさんが外を食い入るように眺めている、 アップさん、当直はどうしたんだ、、 声をかけると、 通信長が外を眺めて来って言いました、、2週間以上も乗組員以外の顔を見ていないし、ましてや男の世界、女性の顔も見ていない、ちょっと陸では考えられない事だな、、アップさん、陸が懐かしいだろう、、、、えー、もう1年も船に乗っているような気がします、、 と言う。
焼けつく暑さの中、フライングパッセージを100メーターくらい歩いて昼食を食べに船尾に有る食堂まで行く、何気なく横を見ると懐かしいファンネル(煙突)マークの船が見えた、我社に入る前に少しお世話になった事のある○○海運のタンカー、○邦丸だ、○○海運には10名近くの先輩、後輩がいるが、恐らく誰かが通信長、次席通信士で乗船しているだろう、、、多分、和歌山県の下津に向かっているんだろうな、、、昼食を食べて当直だ、ホルムズ海峡に近づくと行き交う船も多くなってきた、タンカーが圧倒的に多いがたまに貨物船、自動車専用船、なども見える、恐らく日本に原油等を運ぶタンカーの7-8割はここを通るだろう、オマーンとイランに接したホルムズ海峡、狭い処では30キロくらいだ、そしてペルシャ湾に入る、湾といっても全長は1,000キロくらい、日本海の四分のⅠくらいはある、、、、、


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2011-08-10

[古い航海日誌 霞峰丸②] アラビア海、北上中、

スリランカ(旧セイロン島)のドンドラ岬を通過した本船は進路を北西にとりどんどん北上している、朝目が覚めて日課のデッキに出て景色を眺める、景色と言っても毎日同じだね、、、、見えるのは海だけ、、、空は快晴なんだが黄砂だろうか、太陽の光が遮られ曇りのようだが雲は無い、、紺碧の海とはほど遠い少し黒みがかった海の色、白波をたてて本船は進んでいる、ムッとする暑さだ、この暑さの中、甲板部はボースン(甲板長)いか、焼けた鉄板の上でペンキ塗り作業をしている、、、、、我が無線部も入港書類の作成などでちょっと忙しくなってきた、パントリーでコーヒーを入れて、ちょっと行儀が悪いが椅子に腰かけて足を机の上に上げてボヤーっとしているとサロンボーイがイラン入港時の乗組員の酒、タバコの所持リスト作成の資料を持ってきた、鹿児島県、指宿の近く出身の優秀なボーイさんだ、、、

昼食を済ませて午後の当直だ、当直に入って間もなく、社船の ”日安丸/JCYV” (19万トン)が中波500Khzで本船を呼んできた、後輩が乗船しているんだが、お互いにヌーンポジション(正午の位置)を交換した、ブリッジに持っていくとセコンドオフィサー(2等航海士)が早速、チャートに向かい、 あと3時間くらいですれ違うがちょっと離れていて見えないネ、、3時過ぎに今度はVHFで本船を呼んできた、後輩と話すのは2年振りくらいだろうか、、本船にアップさんが乗船しているので呼んできたようだ、ここまで来ると日本の海岸局とは、組合との協定もありほとんど通信しない、その代わりフランスの海岸局/FFSと通信する、後はイランのアバダンの海岸局と通信するんだがこれが又大変なんだ、日本の長崎無線局/JOR 13008,5Khzと全く同一周波数だ、長崎無線局は出力30KW,アバダン無線局は500Wくらい、おまけに通信(モールス符号)が下手だ、、、、BFOを微妙に調整して神経を集中して弱い信号を受信する、通信が終わるとドッと疲れるネ、、、


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2011-07-31

[古い航海日誌 霞峰丸②] スリランカ、ドンドラ岬通過、、

シンガポール海峡、マラッカ海峡と進みインドネシアのスマトラ島西端で進路をほぼ真西にとりインド洋を順調に航海している。夜の当直時いつもはアップさん(実習生)が顔を出すんだが今日は姿が見えない、、、丁度無線室の前をクオーターマスター(操舵手)が通ったので聞いてみると、 次席さん、アップさん今マージャンをやっていましたよ、、、 何、! 直ぐにレクレーションルームに電話をして終わったら来るように頼む、、40分くらいしたらアップさんが無線室にやって来た、 何ですか? 何ですかじゃないよ、お前、何で呼ばれたか解るか、、? マージャンですか、誘われたのでやりました、、とこうだ、、自分のおかれた立場をちっとも理解していない、腕立て伏せを100回だ、! 不満そうな顔をして腕立て伏せを始めたが、、少しローリング(横揺れ)しているので40回くらいで音をあげた、、それから説教だ、しかーしだ! 不満そうな顔をして反省の素振りが無い、、内心、乗船時から思ったんだが、こいつはダメだな、、、
右舷を見るとスリランカのドンドラ岬の灯台の灯りが見える、この灯りを何回、目にしたろう、、明日にはアラビア海だ、夜中の12時に当直が終わり久し振りにブリッジに肩振りに行った、、コーヒーを入れてもらい1時間半ほど色々と話をしたが、セコンドオフィサー(2等航海士)は瀬戸内海の商船高専出身だ、以前にも他の貨物船で一緒で顔馴染みで話に花がさいた、、


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2011-07-21

[古い航海日誌 霞峰丸②] シンガポール沖通過、、

日本の因島ドッグを出て8日目、本船は南シナ海のシンガポール海峡の東の入口、イースタンバンクに到着した。これから世界有数の海の難所、シンガポール海峡へ向かう、各パートに緊急時に備えスタンバイがかかった、日本から中近東までの6,500海里(約12,000キロ)オイルロード(写真、赤線)のほぼ半分近くだ、(超大型船は復航時はインドネシアのロンボク海峡、マカッサル海峡を通り日本に向かう事が多い)。シンガポール海峡は狭く水深が浅く、通過船も多く、ブリッジ(船橋)では緊張の連続だ、我が無線部も航行警報を受信しブリッジに情報を提供する、ポールドを覗くと相変わらずシンガポール沖には大小たくさんの船が停泊している、数年前、社船の日正丸でセメントを積みシンガポールに来て沖で停泊中によりもよって本船の短波用のホイップアンテナに雷が落ちてアンテナが使えなくなった苦い経験を思い出した。
アップさんはデッキに出て飽きもせず外の景色を眺めている、生まれて初めて見る外国だそうだ、、数時間後、本船は無事シンガポール海峡を通過し、スタンバイが解かれた、引き続きマラッカ海峡だ、、、左舷にはインドネシアのスマトラ島が見渡せる、、、、、


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2011-07-13

[古い航海日誌 霞峰丸②] 南シナ海ど真ん中、hamさんの一日、

バリンタン海峡を通過して2日目、本船は最近、ベトナム、中国で領有権問題が話題になる南沙諸島の遥か沖をシンガポール向け航行中だ。朝9時半過ぎに目が覚めた、三島型の本船、船首の居住区にいると乗船中である事を忘れる、それ程静かで快適だ、ベッドに横に成ったまま週刊誌に目を通す、航海中は朝食を食べない事にしている、寝てた方が良いって感じだな、10時やおら起きて部屋で着替えて洗面、、、ボートデッキに出ていつも変わらない景色を眺める、海面は太陽の焼けつくような光でギラギラ輝いている、遠くを日本に向かっているのであろう大型のタンカーが見える、、、ここまではいつも同じパターンだ、、後はブリッジに肩振りに行くか、無線室に行くか、ビデオを見るか、今日はパントリーに行きインスタントコーヒーを入れて部屋で柄にもなく日記を書いた、そして部屋のソファーにひっくり返り読書だ、、

11時半より楽しみな昼食だ、航海中は2等航海士、2等機関士、と一緒だ、ボーイさんが料理を運び給仕をしてくれる、この間に他のボーイさんが部屋掃除、ベッドメークをしてくれる、、今日は洋食のフルコースだ、分厚いビーフステーキ、、、至福のひと時、、、、、、、、、
船内時間の正午より午後4時まで当直が始まる、そしてちょっと早いが午後の4時半から夕食だ、この時は我がテーブルも2等航海士、3等航海士、2等機関士、3等機関士と5人全員が揃う、今航はそれにアップさんも加わり賑やかだ、食後は8時からのワッチ(当直)まで部屋で本を読むか、ビデオを見るか、たまに下手なマージャンをするか、船のデッキを歩くか、、、、

船内時間の午後8時~12時まで2回目のワッチだ、1日数回の日本の海岸局との通信もシンガポールまでは容易に出来る、、FAXの受信、500Khzの聴守、など等、、、12時に当直が終わると先ずバスルームで霞峰丸温泉に浸かり一日の疲れを癒す、、通常は海水風呂だ、シャワーを浴びて最後の締めは居酒屋”霞峰丸”の開店だ、酒のおともはごく簡単な物、日本で買い入れた缶詰、得意料理の一つ、玉ねぎをスライスして熱湯をかけ、鰹節、マヨネーズをかけたオニオンスライス、、など等、先ず缶ビールで一人乾杯、、それから好物のニッカG&Gのロックさ、、、そして1時半か2時頃居酒屋”霞峰丸”は閉店する、そしてベッドで横に成り本を読んでいるといつの間にか寝てるネ、、、、、


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2011-07-05

[古い航海日誌 霞峰丸②] 順調な航海、バリンタン海峡通過、、

フィリピン東方海上の小さな台風の余波で多少のうねりがあるが、順調な航海を続けている、日本を出て3日目、本船は台湾とフィリピン、ルソン島の間のバリンタン海峡を通過した。午後のワッチ(当直)はアップさん(実習生)が一緒だ、私も丁度10年前乗船実習で○○海運の鉱石運搬船に乗船した事が思い出された、しかし残念だが当時と比べるとアップさんの行動、態度、などどれを見ても時代の流れを感じずにはおれなかった、、 しかし自分の後輩だ、1航海しっかりと指導をしなければいけない、実家は長崎県の小さな漁師町、父親も漁師をしているとの事、君は卒業後、国家試験をとって船舶通信士として乗船するのかね、、、? はい、出来れば、、、なんとも歯がゆい言葉だ、、嘘でもいいから、何が何でも国家試験に合格して乗船します、、、と言ってもらいたかったな、、、、、毎年2ヶ月の夏休みを利用して卒業後、船舶通信士を希望する学生を海運会社にお願いして乗船実習を行っている、卒業後、無線通信士の国家試験に合格し、乗船した後、船舶通信士としての海技免状取得の海技試験の経歴にも加算される、極めて意味のある大事な乗船実習だ、、、、、


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2011-06-25

[古い航海日誌 霞峰丸②] 奄美諸島の島影、、

翌朝目が覚めてポールド(窓)を覗くと右舷に島影が見える、右舷後方に見えるのが喜界島、そして右舷の大きな島影は奄美大島だ、部屋のベ―シンで顔を洗い、歯を磨きボートデッキに出てみた、121,298重量トン、全長278メーター、深さ21,5メーター、最大出力27,600馬力のディーゼルエンジンの本船は浪を押し分け、白波をたてて進んでいる、デッキから海面を見ていると目が廻りそうだ、、17ノット位で進んでいるだろう、、船尾を見ると心地よいエンジンの音、暫くデッキで島影を眺め船舶電話で妻に電話をしてみたが長男も元気な様子で安心した。部屋に戻り愛用の携帯無線機(145Mhz)を持ち出しこの海域でQSO(交信)した事のある、奄美大島、古仁屋、在住のアマチュア無線家を呼びだしてみたが応答なし、、、

無線室に上ると通信長とアップさん(実習生)のM君が当直中だ、通信長が、さー、休憩にしようか、、、ちょっと先輩風を吹かせて、、おい、アップさん、お茶の準備をして、、お茶を飲みながら今航のアップさんの教育方針などを話し合った、私の強い希望で往航、復航、それぞれ1日ずつ各パート(甲板部、機関部、司厨部)を体験してもらう事にした。昼食時、通信長より、キャプテン、チョフサー(1等航海士)機関長、ファーストエンジニアー(1等機関士)にお願いしてもらう事に、、、アップさんのワッチ(当直)は基本的には午前の通信長、午後の私の当直に入ってもらう事にした。午後の当直時には徳之島の東方、そして沖永良部島の東方海上を通過した、後は与論島だがちょっと見えないかもネ、、、段々と日本の島影と離れていく、、おい、アップさん、日本とも40日間の見納めだ、よく眺めておけ、、 ハイ、、喜んでデッキに飛び出して行った、、、


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2011-06-17

[古い航海日誌 霞峰丸②] 因島ドッグ発、イラン、カーグ島行き、

ドッグに訪船していた妻と1歳半の長男は1日前に大分に帰った。日立造船因島工場のドライドッグに海水が注入され本船は1週間振りに水に浮いた、ドッグでの全ての行程が終わりタグボートに引かれた本船は静かに動き始め、造船所の作業員が手を振る中、因島の沖合に出てエンジンなどの試運転が行われ全て異状なし、本船に横付けされたオモチャのような小さなボートに作業員、関係者が乗り移り8日間の全ての行程が終わった。SLOW AHEAD(前進微速)ゆっくりと本船は動き始めた、この辺りは瀬戸内海国立公園、大小たくさんの島々がきれいだ、、初めて乗船のアップさん、無線室のポールド(窓)から外を夢中で眺めている、通信長が、 アップさん、そんなところから眺めていないでデッキに出て思う存分眺めたらいい、後半日もしたら本土の島影も見えなくなるから、、、 えッ、良いですか、 喜んで飛び出して行った。
今治市の沖合の来島海峡を通り伊予灘だ、そして全長50キロ、最小幅0、8キロ、日本で最も細長い半島の愛媛県の最西端、佐多岬の沖合、豊後水道を通る、右舷に大分県、左舷に愛媛県を眺めて南下するとまもなく水の子灯台が見えて来た、、、そしてまもなく日本の島影は見えなくなった。


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2011-06-09

[古い航海日誌 霞峰丸②] 因島ドッグ入渠中、、

ドッグ入渠中、無線局の定期検査がある、業者が来船し無線機の調整等をして検査に備える、、主送信機、補助送信機、救命艇用無線機、レーダー、警急受信機、法定備品、無線従事者の免許証のチェック等多種にわたる、検査当日、広島から中国電波監理局(現、中国総合通信局)から技官、事務官の二人が乗船して来た、大体、クレームを付けるのは事務官だな、、最後に大分無線局/JIT と通信をしてくれ、、、と注文が付いた、異状なく実際通信も終わり事務官が無線局検査簿に 合格 と書き検査官がサインして無事検査が合格した、 やれやれ、、、、! なかにはケチを付けないと気が済まない検査官もいる、、

ドライドッグに居座っている全長270メーターの本船、改めて、でっかいなー、、、1年間太平洋、南シナ海、インド洋、アラビア海、ペルシャ湾、と航海し続けた本船、船体のペンキもところどころ禿げている、ここで綺麗に船体が洗われて化粧直しが行われる、、我が無線部も航海中では出来ない作業、アップさんと二人でレーダーマストに登り各アンテナの点検、碍子の交換などを行う、ドライドッグの底からレーダーマストの上まで数十メーターはある、下を見ると思わず足がすくむ、、、又航海中使う消耗品のチェック、備品の整理など、結構やる事がある、、


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2011-05-27

[古い航海日誌 霞峰丸②] アップさん(実習生)乗船す、、

日立造船因島工場に入渠して3日目の午後、無線室で仕事をしていると、クオーターマスター(甲板手)が、次席さん、アップさんが来ました、 と一人の白の制服制帽の若い男をつれて来た、直立で敬礼をして、 実習生の○○です、ただ今霞峰丸に乗船しました、宜しくお願いします、、ちょっと先輩風を吹かして、よし、頑張れ、、たのむぞ、、後輩の○○君だ、長崎県出身で実家は漁師との事、なかなか気の強そうな男だ、内心、虐め甲斐がありそうだな、、、私も10年前、東京駅を多くの後輩たちに見送られて乗船実習の乗船地、北九州の戸畑に向け夜行列車に乗ったのが思いだされる、、、、日曜日は晴れていれば決まって多摩川の河川敷で訓練だ、、 ヤスメ、 キョーツケ、 敬礼、歩行訓練、歌の練習、、、など等、随分と先輩に怒鳴られ鍛えられたのがついこの間のように思い出される、、、、、  夕食時、ドッグハウスの士官食堂でキャプテン他の士官に挨拶、、、、、夜は以前からよく行ったドッグの近くの小さなスナックで二人で一杯、、、、、、:P

 

歌詞は一部違うが昔よく歌わされ歌った歌だ、、

 
 
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2011-05-18

[古い航海日誌 霞峰丸②] 因島ドッグ入渠、

4月に大阪の堺港で本船、霞峰丸に2回目の乗船をして、サウディアラビアのラスタヌラ、カフジ、と2航海が無事に終わり堺港で原油を降ろして定期検査の為、広島県因島市(今は尾道市と合併か)の日立造船因島工場に入渠する、荷役終了後、作業員が大勢乗船して来た、四国沖でタンククリーニングの為出港、四国沖へ、、、作業が終了後豊後水道、来島海峡を通り因島市のドッグへ入った、1回目の本船乗船の時もここ因島ドッグであった、約1年振りだな、、、ドッグで前任の通信長は休暇下船し交替で休暇中大変お世話になった鹿児島のベテランN通信長が偶然乗船してこられた。それと妻が1才8ヶ月の長男を連れて訪船して来てくれた、約3ヶ月振りの再会だ、1週間ほどドッグハウスで一緒に生活出来る、、、、、それと今航は後輩の実習生が実習で1航海乗船してくる、ガッチリと鍛え虐めてやらないとナ、、、、、今航は忙しくなりそうだぜ、、、

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2011-05-09

[古い航海日誌 霞峰丸②] 堺出港、サウディアラビア、ラスタヌラ行き、

乗船して3日目の早朝出港だ、既に前日の午後には荷役作業は終了している、空船に成った本船はデッキが見上げる高さに成っている、まるで島が海に浮いている感じだ、係留ロープが外されタグボートが本船を桟橋から引き離している、、客船の賑やかな出港風景とは縁遠い、桟橋には訪船して来ていた数名の家族が手を振っている姿が出港の面影を残している。堺港の沖合に出ると2隻のタグボートが本船を放れていよいよ日本ともおさらばだ、、、、、、、
友が島水道を通り右舷に四国の山々、左舷に紀伊半島の山々が水平線上に浮かぶ、何年も船乗りをやっていても出港と言うものは何か寂しい感じがする、今度日本に戻るのは40日後の6月の上旬だ、、、、。


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2011-05-01

[古い航海日誌 霞峰丸②] 霞峰丸乗船、家族との別れ、

3ヶ月の休暇も終わり、とうとう乗船の日がきた、荷物は段ボール1個は代理店宛て宅配便で発送済み、カバン1個で十分だ、妻が1歳半になる長男を連れて南大分の駅まで見送りに来てくれた、ここから大分駅まで行きタクシーで大分空港行きのホーバークラフト乗り場まで、ホーバークラフトで大分空港まで、ここから伊丹空港まで行く予定だ。電車が入ってきた、別に戦場に行くわけでもないんだが、やっぱり家族との別れは辛いものがある、、、、今回はなるべく早く休暇下船する予定にしている、タクシー、ホーバークラフト、飛行機、タクシー、と乗り継いで午後の2時過ぎに大阪、堺の関西石油の桟橋に着くと121,298重量トン、全長265メーターの霞峰丸の巨体が着岸していた、3ヶ月振りの姿だ、、タラップを登りながら、、、 又乗船してきたぜ、宜しく頼むな、、! 先ずキャプテンに挨拶、過去に2回他の船で乗船した事がある顔馴染みのキャプテンだ、、 おー次席さん、来てくれたか、宜しく頼むね! 通信長は私が休暇下船の時に交替で乗船してきた先輩だ、そのまま通信長に昇進しほとんど引き継ぎも必要なしだ、、そして本船での生活がスタートした、、、、、、。


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名前は:ham 
年齢は:爺 ♂
血液型:B型 みずがめ座

辛い事もあったが楽しい事も、、
良い思いも沢山させて頂いた激動の人生、
昔のこと、今の事、自由に綴る我が人生、






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