<<

Oct , 2017

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

[古い航海日誌 錦陽丸] 博多港にて錦陽丸下船

2013-10-24

昨夜は中州のスナック「汽笛」で少し飲みすぎたようだ、完全に二日酔いだね、、無線室で通信長と書類の整理、消耗品の整理をしているとキャプテンが無線室に入ってきて、次席さん、明日の朝、岩国で”剛邦丸”に乗船してくれと、いま船員課から電話が来た、交代の次席さんは夕方までに乗船するそうだ、忙しいが頼むよ、、と言う話だ、明日の朝と言っても山陽新幹線は未だ開業していない、明日の朝出発したのでは間に合わない、スナック「汽笛」のママさんと今晩また店に行くと約束もしているし、参ったなー!でも社命下船だ、今度いつ博多に来れるか解らない、当社では瑞陽丸か錦陽丸に乗船しないと博多に入港することはまず無い、さっそく下船の用意をして昼食を食べてなくなく本船のタラップを下りた。正直なところ、船の事よりもスナック「汽笛」の事が気になり頭からはなれない、まだまだ修行が足らないネ、、諦めるより仕方があるめーなー!後ろ髪を引かれる思いで博多から特急電車に乗車し岩国へ向かった、、、

 

固定リンク : トラックバック(0)
130おすすめ

[古い航海日誌 錦陽丸] 福岡 中州の夜

2013-10-06

3日間の沖待ちが終わり本船は材木埠頭に着岸した。沖待ちをしている間、夜上陸をしたくて体がうずうずするんだがじっと我慢の子であった、昼間、散髪で一度上陸しただけ、着岸した夜は船で夕食を食べ、さっそく支度をして上陸した、今度は沖ではないので何時になっても船に帰れるから安心だ。行き先は先日行ったスナック「汽笛」だ、この時間じゃ、ちょっと早すぎるなー、こんな早い時間から行ったんじゃお金もかかる、安そうな居酒屋に入りビールで一人ちびちびと1時間ほど時間をつぶして目的のスナックに向かった。ママさんと若い女の子一人の店だ、頼む、混んでいないように、、恐る恐る店のドアーを開けると前回と同じくボックスに一組のお客さんがいるだけ、シメタ、カウンターに座ると、本当に来てくれたのね、嬉しいわ!ママさんがビールの用意をしたので、今日はもうビールを飲んできたのでウイスキーにするわ、、余計なお金を使わないで真っ直ぐに来てくれればいいのに、、早い時間からじゃお金もかかるしさ、少し下地を入れてきた方が良いと思って、正直な人ネ、内心、しまったー、余計なこと言っちゃったなー、未だ修行が足らんわ、、ママさんが黙って森進一の「港町ブルース」を有線放送にリクエストしてくれた、まだ船乗りの駆け出しだがこの曲を聴くと妙に心が落ち着くような気がする。お客さんは博多の人ではないでしょう? と聞いてきた、別に隠す必要もないだろう、正直に話すと、聞きもしないのに九州のある小さな港町の出身で田舎で結婚したが半年で離婚したバツイチだと言う、あまり美人とは言えないが何故か魅力を感じる女性だ、私よりもちょっと歳が上のようにも思うが、ヤバイ、ヤバイ、!気が付くと日付が変わっている、今日はもう帰ろう、お勘定をするととんでもなく安い、えッ、ママさんこんなに安くて良いの? いいのよ、又明日来てね! 

固定リンク : トラックバック(0)
140おすすめ

[古い航海日誌 錦陽丸] 博多入港、沖待ち

2013-09-28

いつも航海中はエンジンの心地よい振動の中、目が覚めるんだが、ふと目が覚めると、しーんと静まり返っている、んッ、どうしたんだ! 我に返りベッドから下りてポールドを覗くと本船は港外にアンカー(錨)を下ろして停泊している、慌てて着替えて無線室に行くと通信長が書類の整理をしている、おー、次席君か、3日間ほど沖待ちだそうだ、、正直なところ何もやる事が無い、テレビを見たり、部屋で週刊誌を見たり、なにもやる事のないのも辛いもんだ。出港すれば免税のアルコール類が飲めるんだが、入港中に飲む酒類を買いに夕方、夕食を食べて上陸することにした。サンパン(沖に停泊中の各船を周り上陸者を乗せる通船)が本船に着いた、タラップを下りて揺れるサンパンに飛び乗る、既に他船を廻って来たんだろう、数人の人が乗船している、本船から一度、他船を回り30分ほどかかって通船乗り場に着いた。どこに行くあてもなく歩いて一軒の酒屋さんによりお気に入りのニッカウヰスキーG&G と缶ビールを数缶買い、さてと、何処に行くかな、最終の通船の時間までだいぶあるしな、、そーだ、九州最大の歓楽街、中州ってとこに行ってみるかネ、、タクシーをひろい中州へ、さすが九州最大の歓楽街と言われることはある、すごい数だ、あてもなく歩いていると変わった名前の看板が目に入った、 スナック 汽笛 と書いてある。名前につられてドアーを開けて入ってみた、ボックス席とカウンターに一人、ボックス席に誘われたが、いや、カウンターで良いよ、カウンターの端に掛けて荷物をカウンターの上に置くと、勝手に荷物を覗きこんで、 あら、ウイスキーとビールじゃない、うちは酒を売る店だから持ち込みはダメよ、、こっちも負けていない、なんだよ、持ち込みの方が安いと思って持って来たのにダメかい、冗談がきついわね! 今のようにカラオケなんてない、森 進一 の「港町ブルース」をリクエストしてしんみりと聞いているとママさんがカウンター超しに前に来て、森 進一が好きなんですか?  いや、森進一が好きなんじゃない、この曲が好きなんです、、店の名前の 汽笛 の由来を尋ねるとママさん、小さな港町の出身なんだそうだ、船の汽笛を聞くと田舎を思い出し、あの汽笛の音が好きだと言う、ねー、お客さんどんな人?どんな人って普通の人さね、なにかしら気が合いそうな気がして、もう少しお店に居たいんだが通船の時間が迫ってきた、これに乗り遅れると船に戻れないことになる、、、名残惜しいが又行く約束をして店を後にした、、、

固定リンク : トラックバック(0)
144おすすめ

[古い航海日誌 錦陽丸] 宇野出港、博多行き

2013-09-20

岸壁に同じ会社の船が2はい、並んで着岸している珍しい光景、瑞陽丸での最後の朝食を食べてキャプテンを初め乗組員に挨拶してタラップを降りて1航海お世話になった瑞陽丸を後にして隣に停泊中の錦陽丸に乗船した。乗組員は皆初めての人ばかり、本船は積み荷の材木の半分を宇野で下ろして残りは博多港での2港揚げ、瑞陽丸より1年早く就航した船で大きさもほとんど変わらない、総トン数 9,627トンの貨物船だ、荷役も終わりデッキではハッチ(船倉の蓋)を閉めたり出港の準備で忙しそうだ。通信長の部屋に挨拶に行くと、おー、君か、短い間だが頼むぞ、無線室に行きお茶タイムだ、当社には先輩が何人もいるので何かとやり易い昼食を食べて博多に向け出港した。大型船、小型船、内航のフェリーなどが行き交う、大小たくさんの島が見えなんとも絵になる光景だ、午後のワッチ(当直)が終わり夕食後、デッキに出てぼんやりと通り過ぎる景色を眺めていると冬の夕暮れは早い、島々には電気が灯りあちこちの灯台が光を放っている、、飽きない光景だ、夜の8時から当直に入り夜中の12時に当直が終わり入浴後、本来ならばビールをグイッとなるんだが乗船したばかりでビールもないし、入浴後おとなしく寝ることにした、あさ目が覚めれば関門海峡を通過して玄界灘に出ているだろう、、

固定リンク : トラックバック(0)
151おすすめ

プロフィール

名前は:ham 
年齢は:爺 ♂
血液型:B型 みずがめ座

辛い事もあったが楽しい事も、、
良い思いも沢山させて頂いた
激動の人生、
昔のこと、今の事、自由に綴る
我が人生、






TOOLS




ブログランキングに参加中
下のバナーを 
ポチっと押して頂けると
有難いです、 お願い!
   ↓ ↓
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 新潟情報へ

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 大分県情報へ

人気ブログランキングへ





カテゴリ

最近の記事

最近のコメント

過去の記事

リンク

連絡先

RSS

アクセスカウンタ

04000622

QRコード